院長・スタッフブログ

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    矯正治療でEラインは整うの?

    皆さんは「Eライン」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。「エステティックライン」のことで、横顔の美しさを示す基準の一つとして用いられます。美容に興味がある方は、よくご存知かもしれませんね。
    近年は「口ゴボ(出っ歯など、横から見たときに前歯が突出している状態)」といった言葉も浸透し、横顔を気にする方が増えています。いずれも美容外科で使われることが多いですが、当院でも患者さまから多く相談を受けるようになりました。

    「Eライン」と呼ばれるのはなぜ?

    横顔を見たときに、鼻と顎とを結んだ直線を「Eライン」といいます。口先がEライン上もしくは、Eラインよりも若干内側へあるというのが、理想の形とされています。
    鏡を使ってセルフチェックをしようとすると、少し難しくありませんか?
    鏡を使わなくとも、人差し指を鼻先と顎先へつければ簡単にチェックできます。唇が人差し指に当たらない、もしくは軽く触れる程度の場合は理想的なEラインです。あくまで一つの基準として、試してみてはいかがでしょうか。

    Eラインは歯列矯正でキレイになる?

    Eラインを実現するには、これまで美容外科で顎や鼻の高さを修正するという方法が一般的でした。しかしEラインを提唱したのは、なんとアメリカの矯正歯科医であるロバート・ケリッツ氏です。
    「歯列矯正=歯並びを整える」というイメージの強い方が多いかもしれませんが、実際は噛み合わせにもアプローチし、横顔のバランスや口元の審美性も整えます。審美性と機能性の、両方を改善できるのが歯列矯正というわけです。

    不正咬合との関係

    横顔の見た目に悩んでいる方は、受け口(下顎前突)や出っ歯(上顎前突)であるケースが多いです。顎のラインが外側に出ている場合は前者、口元が外側へ出ている場合は後者に該当する可能性があります。
    見た目だけでなく噛み合わせにも問題があり、機能面で支障をきたしているかもしれません。
    歯列矯正を行う場合は横からのレントゲン写真(セファロ)を撮影し、頭部と口元のバランスを確認します。

    セファロからわかること

    横からレントゲン写真を撮影することで、次の4点が評価できます。
    1.顎の形状
    2.顎のサイズとズレ
    3.歯の傾斜角
    4.頭部に対して口元のバランスがどうなっているか
    規格と照らし合わせ、改善すべき場所や方法を模索します。そこから治療計画を作成し、治療を開始する流れとなります。
    患者さまのレントゲン写真をもとに治療をするので、正しい噛み合わせと美しい見た目の両方を実現することが可能です。

    歯列矯正について

    抜歯を伴う歯列矯正でEラインに配慮します
    重度の症状でなければ、歯並びや傾きを整えるだけで改善できます。しかし重度の不正咬合があり、美しいEラインにこだわる場合は抜歯を行い、歯を並べるためのスペースを確保しなければなりません。また突出した歯がある場合は、抜歯をすることで後方へ下げられるようになります。

    せっかくの健康な歯を抜くということに、抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。しかし症状によっては、抜歯をすることで、理想の歯並びを手に入れると同時に機能性も向上させられます。日々の食事やブラッシングがしやすくなり、口腔内を清潔に保てるというメリットもあります。
    場合によっては非抜歯で治療できることもありますので、まずは一度かかりつけ医へご相談ください。
    田島デンタルオフィスでも、さまざまな方法で歯列矯正を行っています。患者さまの希望をお伺いした上で適切なご提案をしますので、歯並びや噛み合わせを整えたい方はぜひ一度ご来院ください。

    歯科矯正用アンカースクリューとは?

    「矯正用アンカースクリュー」というチタン製の小さなネジを、歯槽骨へ埋め込みます。そこを固定源にし、歯を少しずつ移動させるという歯列矯正の一種です。
    今までは外科手術やヘッドギアの装着を必要とした症例も、この方法を用いることによって通常の装置で治療できるようになりました。
    出っ歯の方は抜歯が必要になることもありますが、口元の見た目の改善が期待できます。

    自分の横顔にお悩みの方へ

    日本人を含め、東洋人は一般的に平坦な顔立ちをしています。ホリが浅く、鼻が低めで顎が小さいと言えば、わかりやすいのではないでしょうか。
    そのため口元が突出しやすく、顎の大きさの問題で出っ歯になりがちです。
    Eラインがアメリカで提唱されていることを考えても、欧米人の顔立ちが基準となっていることがわかります。また美しさに基準はなく、感じ方に個人差があることも事実です。
    それでもやはり、自分自身の見た目が気になる方はいらっしゃるでしょう。特にEラインで悩んでいる方は、不正咬合や滑舌の問題といった機能面の悩みも併せ持つケースが多いです。

    田島デンタルオフィスでは、このような悩みをお伺いした上で適切な治療計画を作成します。治療へ取り掛かる前に患者さまへ丁寧に説明し、納得いただいた上で開始しますのでご安心ください。

    お困りのことがあれば、ぜひ一度来院いただければと思います。

    2022.09.20

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    歯科矯正中は電動歯ブラシは使えるの?

    皆さんはブラッシングの際に、電動歯ブラシを使用する習慣があるでしょうか?
    歯列矯正中も、普段通り使用して構いません。特にワイヤー矯正は、器具を取り外せないことから磨き残しが生じやすいとされています。電動歯ブラシを使うことで、効率的に歯をキレイにできるでしょう。
    ただ歯や歯茎、装置を傷付けないためには約3万回/分程度の製品が望ましいです。歯へ軽く当て、刺激を与えないようにしましょう。
    なお装置を使用しない、セラミック矯正であればブラッシング時に煩わしさを感じることがありません。短期間で歯列矯正をしたい方にもピッタリの方法なので、ぜひご検討ください。

    電動歯ブラシを使えば、装置と歯の間に残った食べカスを効率的に落とせます!

    装置をつけて生活していると、歯との間に食べカスやプラークが蓄積しやすくなります。
    電動歯ブラシを使うことで、小刻みな動きが効率よく汚れを落としてくれるでしょう。歯に軽く当てるだけでOKなので、口の中を傷つける心配もありません。
    歯列矯正中におすすめしたいのは、1万~3万回/分程度振動する音波振動歯ブラシです。数千回程度の製品でも構いませんが、汚れを落とすには少し効率が悪いかもしれません。
    一方で120万回/分と、振動数が多すぎる製品も矯正中は避けた方がよいでしょう。使い方を誤ると、歯茎や装置を傷付ける恐れがあるためです。

    また「反復回転式」といって、円状のブラシが回転するタイプのものも存在します。装置へブラシが引っ掛かると、壊れる可能性があるため使用は控えた方がよいでしょう。左右へ振動するものがベストです。
    そして歯に強く押し当てると器具や歯茎、歯にダメージを与えるので、注意が必要です。
    歯や歯茎を傷付けないよう、歯磨き粉は研磨タイプ以外の製品を使用してください。ジェルタイプの製品にするか、思い切って歯磨き粉を使用しないという選択もOKです。
    また使用し続けると、毛先が徐々に開いていきます。適切なタイミングで、ヘッドを交換してください。磨き残しが生じないよう、必要に応じて歯間ブラシやフロスを活用しましょう。

    装置をつけている間は口腔内へ汚れが残りやすくなります

    これまではブラケットと呼ばれる器具を歯につけて、ワイヤーでつないで引っ張るという「ワイヤー矯正」が主流でした。
    患者さま自身で装置を取り外せないため、どうしても食べカスが残りやすくなります。磨くのが難しい、歯と歯茎の間は特に気を付けた方がよいでしょう。
    その部分にプラークが蓄積すると菌が繁殖し、むし歯や歯周病になるリスクが高まります。歯茎がどんどん後退し、最終的に歯が抜け落ちるという恐ろしい病気です。
    また汚れが蓄積すると、口臭の原因にもなります。口臭は自分自身でなかなか気付けないので、予防に励みましょう。

    歯列矯正で歯並びを整えるつもりが、口腔状態を悪化させては元も子もありません。口臭があったり汚れが付着して見た目が悪かったりすると、相手にネガティブな印象を与える恐れがあります。本来の目的や理想の姿を思い浮かべ、治療中はより丁寧な口腔ケアを行いましょう。
    ちなみにセラミック矯正であれば、短期間での治療が可能です。長期の治療となるワイヤー矯正のように、日々の口腔ケアで大変な思いをすることもありません。
    セラミック矯正とは患者さま自身の歯を削って土台を作り、セラミックでできた人工歯を被せて固定することによって歯列を整えるという方法です。
    人工歯のカラーや形状、サイズはカスタマイズできるので、治療中も自然な見た目を実現できます。また装置をつける必要がないので、食事やブラッシングの際に負担がかかることもないでしょう。

    ただし人工歯の完成までは、仮歯をつけて生活しなければなりません。一時的に装着するものであり、強く接着されていないため取り扱いには注意しましょう。ブラッシングの際にゴシゴシこすると、外れる可能性があります。
    ワイヤー矯正では3~4年程度かかるのが平均的ですが、セラミック矯正であれば最短2ヶ月程度で施術が終わります(口腔状態や施術本数により個人差があります)。
    選択肢の一つとして、検討してはいかがでしょうか。

    まとめ

    今回は、歯列矯正中のブラッシング方法について解説しました。電動歯ブラシの使用は可能で、むしろ効率を考えると積極的に使うべきアイテムです。
    歯列矯正中は装置と歯の間に食べカスが溜まりやすくなるので、電動歯ブラシの振動を利用して口の中を清潔に保ちましょう。治療中の口腔ケアが心配な方は、セラミック矯正を検討するのも一つの方法です。
    自分に合った方法で、理想の歯並びを手に入れましょう。

    2022.09.10

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    【歯並びと婚活】歯科矯正中に婚活しても大丈夫?

    結婚式に備えて歯列矯正を行う「ブライダル矯正」が普及する中で、近年増えているのが「婚活をきっかけとした矯正」です。
    ただ、治療中の姿は異性からどう見えているのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
    本記事では、婚活中の歯列矯正について詳しく解説します。デートの際に気を付けるポイントや、成功させるためのコツも紹介しますよ。

    婚活に支障をきたす心配はまずありません!

    歯列矯正が、パートナー探しの邪魔をすることはまずありません。むしろ、それがメリットにつながる可能性も秘めています。

    お相手にポジティブな印象を与えられる

    歯列矯正には費用がかかりますし、方法によっては定期的な通院が必要です。慣れるまでは、多少の違和感や痛みも我慢しなければなりません。
    ただ裏を返せば、歯列矯正ができる人には「金銭的・精神的な余裕がある」と表現できます。きっかけは様々といえども、見た目に気を遣える方でもあります。
    自分に気を遣えるというのは、お相手にとって大きな魅力ではないでしょうか?ピンとこない方は、逆の立場で考えてみてくださいね。

    「装置はずっとつけ続けるものではない」と理解している方が大半です

    ポジティブな印象を与えられるとはいえ、治療中の見た目がネックだと感じる方も多いのではないでしょうか。
    ただ装置の装着は一時的なものであり、ずっとつけておくわけではありません。近年は成人矯正をする方が増えていることから、そのことを理解している方が多いです。
    第三者に何か思われないか、不安になる方の気持ちもわかります。ただ上記の理由から、お相手はそれほど気にしていないかもしれませんよ。

     

    【矯正方法別】デートの際に気を付けたいポイント

    歯列矯正中の婚活では、食事の際に気を付けてほしいポイントがあります。スマートな振る舞いで、お相手へ好印象を与えましょう。

    ① ブラケット矯正の場合

    ブラケット矯正の場合、患者さまご自身で装置の取り外しができません。したがって食事中も、ずっとつけたままになります。
    装置と歯の隙間に食べカスが引っかからないよう注意が必要ですが、うっかり挟まって取れなくなることもあるでしょう。
    そのようなケースに備えて、携帯式の歯ブラシをバッグに忍ばせておくのがおすすめです。食後はお手洗いで、サッと磨けばOKです。
    治療中や食後の見た目が気になる方は、装置を歯の裏側に取り付ける「裏側矯正」もぜひご検討ください。

    ② マウスピース矯正の場合

    マウスピース装置は、食事やブラッシングの際にご自身で着脱しなければなりません。自宅であれば好きなタイミングで外したりつけたりできますが、人前となればそれは難しいでしょう。

    一瞬のこととはいえ、目の前で口の中に手を入れることは、お互いに気まずい思いをするはずです。
    だからといって、デートの間外したままにすると治療に影響を及ぼします。食前と食後にお手洗いへ行き、サッと外したりつけたりすることをおすすめします。メニューを頼んだあとや、食後の会計前がよいかもしれませんね。

    婚活を成功させるコツ

    歯列矯正中をしているか否かに関わらず、大切なことは「自分に自信を持つこと」です!
    見た目を気にしてデートに臨むと、せっかくの時間が楽しめませんよね。笑顔もぎこちなくなり「自分と過ごして楽しくないのかな?」と、お相手の方が心配になるかもしれません。
    どうしても気になる方は、次に紹介する「目立たない矯正」も視野に入れてご検討ください。

    「目立たない矯正」とは?

    装置を歯の裏側に取り付ける「裏側矯正」や、透明の装置を用いる「マウスピース矯正」であれば見た目を気にせず治療を進められます。表側矯正についても、近年はシルバーではなくホワイトのワイヤーと装置を取り扱う歯科医院が増えています。
    取り扱う装置は歯科医院によって異なるので、気になる方は一度かかりつけ医で確認してみてください。

    整った歯並びで、幸せな出会いを!

    整った歯並びは清潔感があり、お相手によりよい印象を与えられるポイントです。婚活中から開始することで、結婚式や新婚旅行といったライフイベントがより楽しいものとなるでしょう。育児が始まると定期的な通院が難しくなるため、婚活中がベストのタイミングといえます。
    これを機に美しい歯並びを手に入れて、理想のお相手を見つけてはいかがでしょうか?

    2022.08.30

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    「起きた時に顎が痛いけど何でですか?」 「日中食いしばりが気になるけどそのままでも大丈夫ですか?【後編】

    前回は歯ぎしりに3つのパターンがあることや、起こる原因を紹介しました。
    今回は、具体的な症状や対処法について解説します。

     

    1.歯ぎしりによって起こる症状

    1-1.歯周病が悪化する

    歯周病は、歯に異常な負荷がかかると進行しやすくなります。歯ぎしりは歯に強い負担をかけ続けるため、歯周病をどんどん悪化させる恐れがあるのです。

    1-2.歯が欠損する

    歯へ持続的な負担がかかると、欠損につながる場合があります。最悪の場合は歯を失うこともあるため、注意が必要です。
     
     
     
     
     
     
     
     

    1-3.知覚過敏を起こす

    歯の根元へ持続的に負担がかかり、表面のエナメル質が剥がれて知覚過敏になります。また歯の噛む面が大幅に擦り減って象牙質が露出したり、表面に小さな亀裂が複数入ったりすることも知覚過敏の要因となるでしょう。

    1-4.被せ物や詰め物、差し歯が脱離しやすくなる

    歯に何らかの人工物がある場合、歯ぎしりによる歯の摩擦によって取れやすくなります。

    1-5.顎関節症状を起こす

    歯ぎしりによって周辺の筋肉がこわばり、顎関節へ過剰な負担がかかるようになります。次第に口の開閉がしにくくなったり、痛みや音が出たりと顎関節症の症状が出始めるでしょう。

    1-6.歯が削れて短くなる

    歯と歯が擦れることで噛む面が削れ、徐々に短くなります。場合によっては、やがて歯がしみるようになるでしょう。これは歯が擦り減って、神経との距離が縮まっていくためです。

    1-7.噛んだときに痛みや違和感が生じる

    歯ぎしりによって歯が揺さぶられ、噛み合わせたときに痛みや違和感が生じるようになります。これは歯と歯槽骨との間にある「歯根膜」が、歯ぎしりによって損傷を受けるためです。

    1-8.骨が盛り上がってくる

    食いしばりや歯ぎしりといった悪習癖がある方には、骨がコブのようになる「骨隆起」が見られます。
    上顎の天井や下顎の小臼歯のあたりに見られることが多く、人によっては違和感を覚えるようになるでしょう。

    1-9.首や肩が凝りやすくなる

    歯ぎしりをすると、「咀嚼筋」と呼ばれる筋肉がこわばります。その結果、首や肩の筋肉が張って凝りやすくなるでしょう。噛むための筋肉は、口周りだけでなく首や肩、頭部にまでつながっていることを忘れないでください。

    1-10.頭痛

    強く噛むと、顎から側頭部までつながっている「側頭筋」がこわばって頭痛を引き起こします。また首や肩などの筋肉の凝りが、頭痛につながるケースもあります。

    1-11.エラが張る

    歯を擦り合わせることで、顎のエラ部分(咬筋)やその周辺の筋肉が酷使されます。咬筋のみが発達し、いわゆる「エラが張ったような」見た目になるでしょう。見方によっては、顔が大きくなったと感じることもあります。

     

    以上が、歯ぎしりによって起こりうる症状です。
    とても多いですよね。
    口周りだけでなく、肩や頭にまで及ぶことに驚いた方もいらっしゃると思います。
    では実際に、歯ぎしりをしているとわかったら、どのように対処すべきなのでしょうか?

     

    2.適切な対処法

    前述した症状が、1つでも当てはまる場合は歯ぎしりの可能性を疑ってください。家族から直接指摘を受けたことがある人や、明らかに歯が擦り減っている人は要注意です。
    早めに歯科医院を受診し、適切な治療を受けましょう。

     

    2-1.ボトックス治療

    美容に詳しい方は、聞いたり実際に経験したりしたことがあるかもしれません。顔や眉間のシワを取り除くために、美容外科でも取り入れられる手法です(歯科医療では、歯ぎしりの筋肉のために応用したものを使用しています)。
    無毒化したボツリヌス菌を、過緊張状態の筋肉へ注入することで筋肉の動きを弱めます。発達した咬筋を小さくし、小顔にする効果も期待できます。
    効果には個人差がありますが、6~10ヶ月程度を目安と考えておいてください。

    2-2.口周りの筋肉のマッサージ

    過緊張状態の筋肉を、マッサージによってほぐします。口の周りの筋肉が緩和し、場合によっては小顔効果も見込めるでしょう。

    2-3.マウスピースを用いた治療

    就寝時にマウスピースを装着し、大切な歯を守る治療です。歯だけでなく、詰め物や被せ物といった補綴物が外れることも防げます。悪習癖が治らないうちはマウスピースが擦り減るかもしれませんが、作り直しができますのでご安心ください。

    2-4.噛み合わせの治療

    噛み合わせを整えることでストレスの緩和になり、歯ぎしりが少なくなる可能性があります。ただ歯列矯正を行うとなると、治療期間や費用の問題が発生するかもしれません。気になる方は、事前にかかりつけ医へ相談しましょう。

    2022.08.20

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    「起きた時に顎が痛いけど何でですか?」 「日中食いしばりが気になるけどそのままでも大丈夫ですか?【前編】

     


    あなたには、歯ぎしりや食いしばりといった悪習癖がありますか?中には寝ているときなどに、無意識下で行っている方もいらっしゃるかもしれません。

    そこで今回は、歯ぎしりが及ぼす影響や適切な対処法を解説します。

    自覚がある方もない方も、自分に起こりうる内容だと思ってぜひ読んでみてください。

     

     

    歯をキリキリとさせるのが「歯ぎしり」?

    歯ぎしりといえば、寝ているときに歯をキリキリさせている印象がありませんか?そのようなケースが多いのは確かですが、中には音がまったくしないものもあります。どちらかといえば、後者の方が多いかもしれません。

    自分自身がキリキリという音で目覚めて、悪習癖に気付くことができればベストです。しかし音が出なければ、放置されて歯や顎などに悪影響を及ぼします。
    まずは次の10個の項目を確認し、無意識に歯ぎしりをしていないかどうかチェックしましょう。

    チェック項目

    1. ゲームや読書、スマホの操作中など、普段ふとした瞬間や物事に集中しているときに歯を食いしばっていることがある
    2. 起床してすぐに、頬や顎の筋肉に違和感を覚える(凝りや張りなど)
    3. 舌や頬の内側に、歯を押し付けたような跡がついている
    4. 歯の根元が削れているように見える
    5. 歯が擦り減っており、短くなったと感じる
    6. 上の歯の頬の内側、下の歯の内側、上顎の中央のいずれかに骨のこぶが見られる
    7. 知覚過敏である
    8. 詰め物が割れたり取れたりしがち
    9. 歯に亀裂が見られる
    10. 家族や友人から直接指摘されたことがある

    あなたはいくつ該当しましたか?
    YESの数が多いほど、歯ぎしりをしている可能性が高いです。判断できないときや不安なときは、かかりつけ医に相談して診てもらいましょう。

    1.歯ぎしりの種類

    大きく分けて、次の3つのタイプがあります。

    症状や特徴を、1つずつ説明します。

    1-1. グラインディング

    上下の歯をキリキリと擦り合わせるタイプのものを「グラインディング」と呼びます。音が出るため、家族だけでなく自分自身で気付くこともあります。自覚がある場合のほとんどが、こちらに該当すると考えてよいでしょう。

    1-2.クレンチング

    擦り合わせるのではなく、グッと噛みしめるのが「クレンチング」です。音が出ないため、ご自身も周囲の人も気付きにくいという難点を抱えています。強い負荷が継続してかかるので、知らず知らずのうちに歯へ大きなダメージを与えます。

    1-3.タッピング

    その名の通り、タップをするように素早くカチカチと音を立てるタイプです。

    1は就寝時のみですが、2と3は起きている間にも行われるのが特徴です。ご自身の行動を振り返ったときに、心当たりがある方もいらっしゃるかもしれませんね。

    歯ぎしりが及ぼす影響

    継続的に行われている場合、意外と大きなダメージを与えているかもしれません。場合によっては、ご自身の体重もしくはそれ以上の力が歯へかかってしまうためです。鏡でご自身の姿を見たときに、前歯の高さが変わっていたり擦り減っていたりする方は注意が必要です。

    2.原因

    原因は、はっきりとは解明されていないのが実情です。ただ、次に紹介する5つの因子が深く関係しているでしょう。

    2-1.ストレス

    原因として最も有力視されているのが、精神的な問題です。日常生活で感じるストレスが筋の緊張を引き起こし、口周りの噛む筋肉が張って「凝り」になります。それが歯ぎしりへとつながるでしょう。

    2-2.不正歯列

    歯並びが乱れていても、筋肉が柔らかいうちは何かと対応できます。しかし加齢とともに筋肉や関節が硬くなってくると、補いきれなくなり、やがて歯ぎしりへとつながるでしょう。

    2-3.不正咬合

    噛み合わせは顎骨の成長だけでなく、詰め物を使ったむし歯治療や歯周病の進行などによっても変化します。また、加齢に伴う筋肉の衰えも例外ではありません。
    少しずつ変化していく噛み合わせに適応するために、歯ぎしりが起こるとの説も一部で囁かれています。

    2-4.日常生活での悪習癖

    日頃の食いしばり癖や歯をカチカチと合わせる悪習癖が、就寝時に起こることもあります。これは普段の癖を、筋肉が記憶するためです。

    2-5.顎関節の形状変化

    加齢とともに顎関節が擦り減り、徐々に平坦になります。歯はその形状に合わせて変化するため、顎関節の形状変化によって歯ぎしりが起こるとされています。

     

     

    次回も引き続き、同じテーマでお話しします。
    起こりうる症状や、対処法について詳しく解説していきます。

    2022.08.10

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    裏側矯正(舌側矯正)にかかる値段の相場は?

    周囲の人から気づかれにくい裏側矯正は見た目の問題をクリアしているため、仕事柄目立つ装置をつけられない方などにも人気がある矯正方法です。

    しかし「歯列矯正って高いんでしょ?」「裏側矯正っていくらくらいなの?」と、費用が気になる方も多いのではないでしょうか。歯列矯正は決して安いとはいえない歯科治療なので、費用が気になるのは当然のことでしょう。

     

    今回は、裏側矯正(舌側矯正)にかかる費用について解説します。費用が高くなってしまう理由や、安く抑えるコツも紹介しますので、裏側矯正や歯列矯正を検討している方はぜひ参考にしてください。

     

     

    裏側矯正(舌側矯正)にかかる値段の相場

    ワイヤー矯正にかかる費用の相場は60~150万円ですが、裏側矯正にかかる費用は110~180万円です。症例や医院によって費用に差が出ますが、どの医院でも表側のワイヤー矯正と比べると高額な治療方法といえるでしょう。

     

    裏側矯正は高額な治療ですので、医院によっては分割払いやクレジットカード決済、デンタルローンに対応しており、治療中の経済的な負担を軽減させる配慮がされています。

     

    裏側矯正(舌側矯正)にかかる値段が高い理由

    なぜ裏側矯正は高額になってしまうのか、気になる方も多いでしょう。

    ここでは、裏側矯正にかかる費用が高い理由について解説します。

     

    ①専門性が高いから

    歯の裏側は表側に比べて歯の状態が確認しづらいため、専門性の高い治療です。また歯の裏側に装置がつくことで、装置同士の距離が近くなりワイヤーの調整に高度な技術が必要です。

    そのため、裏側矯正を行うためには技術力と経験が重要になり、専門性の高い治療を受けることになるため、治療費が高額になってしまいます。

     

    ②治療に時間がかかるから

    裏側矯正は表側矯正に比べると、1回1回の処置時間が長くなることがあります。裏側に装着するオーダーメイドの装置を装着する時間や、脱離した際に再度装着する際の位置決めなども厳密に行うため、処置に時間がかかってしまいます。装置の確認がしづらいため、ワイヤーの調節に時間がかかることもあるでしょう。

    処置時間が長くなるほど、1日に治療できる患者さんの数が少なくなるため、一人あたりの治療費は高くなります。

     

    ③矯正装置がオーダーメイドだから

    裏側矯正は歯の裏側に装置を取りつけるため、デコボコした歯に合う装置を作成する必要があります。表側矯正に使用する既製の装置を装着できないため、歯型を取ってから患者さん一人ひとりの歯に合ったオーダーメイドの矯正器具を作成します。

    このようにオーダーメイドの矯正器具を作成する費用や時間がかかってしまうため、患者さんが負担する治療費が高くなってしまうのです。

     

     

    裏側矯正(舌側矯正)を選ぶメリット

    費用が高額になってしまう裏側矯正ですが、さまざまなメリットが得られる治療法です。具体的にどのようなメリットが得られるのか、把握した上で治療を検討したい方がほとんどでしょう。

    では、それぞれくわしくみていきましょう。

     

    ①矯正装置が目立たない

    裏側矯正は装置を歯の裏側に取りつけるため、大きな口を開けたときに覗き込まれない限り見えることはありません。下の歯はあくびをしたときに見えることがありますが、手で覆うなどすれば見えることはないでしょう。

    そのため、表側矯正のように見た目がネックで歯列矯正を後回しにしていた方でも挑戦しやすい矯正方法といえます。実際に、仕事柄人前に出る機会が多い方、とにかく目立たせたくない方などが裏側矯正を選ぶ傾向にあります。

     

    ②治療可能な症例が多い

    表側矯正で成果が出る症例は裏側矯正での治療が可能です。表側矯正はほとんどの症例に適用されるため、裏側矯正も多くの症例に適用されます。

    なかには難しい症例もありますが、実績の豊富な医師であれば、裏側矯正でも表側矯正でも仕上がりに差が出ることはないでしょう。

     

    ③ホワイトニングと同時に行える

    裏側に矯正装置がついていても、歯科医院で行うオフィスホワイトニングであれば治療と並行して進められます。表側に装置がついている場合は、装置が邪魔になってホワイトニング効果があまり期待できませんが、裏側であれば十分な効果が期待できます。

    ただし、自宅で行うホームホワイトニングは、装置が邪魔になり専用のマウスピースを作成できないため矯正治療と同時に行えません。ホームホワイトニングを検討している方は、矯正治療が終わってからにしましょう。

     

     

    まとめ

    裏側矯正は決して安いとはいえない歯科治療です。やはり目立たない装置で経済的な負担を抑えつつきれいな歯並びに整えたいですよね。目立たない方法で費用を抑えながら歯列矯正を考えている方は、適用症であればマウスピース矯正をご検討ください。

     

     

    2022.07.30

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    裏側矯正(舌側矯正)のメリット3つ

    前回は裏側矯正に関するデメリットについて解説しました。では、具体的なメリットにはどのようなことが挙げられるのでしょうか。ここでは、裏側矯正のメリットについて解説します。

    裏側矯正のメリットには、以下のようなものが挙げられます。

     

     

    ・目立ちにくい

    ・舌の癖の予防になる

    ・前歯の矯正がやりやすい

     

     

    では、それぞれくわしく解説します。

     

     

    目立ちにくい

    表側のワイヤー矯正はもっともポピュラーな矯正方法ですが、どうしても装置が目立ってしまうことがデメリットとして挙げられます。しかし、裏側矯正では、歯の裏側に装置を取りつけるため、大きな口を開けている際に除き込まれない限り周囲の人から装置が見えることはありません。

    ただし、奥歯の見えない部分は、表側に装置をつけることもあります。大きく目立つことはありませんが、どうしても心配な方は、事前に医師へ相談しておきましょう。裏側矯正は、これまで矯正装置の見た目がネックとなり歯列矯正を迷っていた方でも、挑戦しやすい矯正方法であるといえるのではないでしょうか。

     

     

    舌の癖の予防になる

    装置が歯の裏側に装着されることで、舌の位置が変わり舌の癖の予防や改善につながることがあります。矯正装置が歯の裏側全体についていることで、舌で歯を押せなくなるため自然に舌の癖が多少改善されることが期待できるでしょう。

     

    舌の癖は歯並びを悪くする原因のひとつであるため、改善のためにトレーニングを受ける必要がある方もいます。裏側矯正によって改善されれば、わざわざトレーニングを受ける必要がなくなります。また、舌の癖が改善されることによって、矯正治療が終わったあとに舌の癖が原因の後戻りリスクを減らすことにもつながるでしょう。

     

     

    前歯の矯正がやりやすい

    前歯が前方に傾斜している歯並び(出っ歯)は、一部の歯を抜いて空いたスペース分、前歯を後ろに引っ込めるケースがあります。その際に、奥歯を固定源にして前歯を引き下げるのですが、表側矯正だと反作用で歯が前に移動してしまうケースが少なくありません。

     

    一方で、裏側矯正は奥歯を固定源にして歯を後方へ引き込んでいくことを得意としているため、前歯の後方への移動が比較的スムーズです。出っ歯や口ゴボ(口元が突き出ているように見える状態)でお悩みの方は、カウンセリングで裏側矯正について相談してみてもよいかもしれません。

     

     

     

    裏側矯正(舌側矯正)のデメリットが気になる人はマウスピース矯正がおすすめ

    裏側矯正のメリット・デメリットについて解説しました。しかし、デメリットに挙げた痛みや食事のしづらさなどが気になる方も多いのではないでしょうか。さまざまなメリットも得られる裏側矯正ですが、デメリットがネックとなり歯列矯正を踏みとどまっているのであれば、マウスピース矯正がおすすめです。

     

    マウスピース矯正の特徴やメリットは以下のようなものが挙げられます。

     

     

     

    ・透明なマウスピースは目立ちにくく取り外しも可能

    ・これまでどおりの食事や歯磨きができる

    ・少しずつ歯を動かすため痛みが少ない

     

     

    装置の見た目を気にされる方でも挑戦しやすく、歯磨きの際は取り外すので清掃性にも優れています。また、食事中も装置を取り外すので、ワイヤー矯正のように食べ物が装置に詰まることがなく、これまで通りのように食事を楽しめるでしょう。

     

     

     

    ただし、マウスピース矯正は適用できない症例があるため、すべての方が受けられる治療法ではありません。マウスピース矯正について詳しい内容が気になる方は、歯科医院でカウンセリングを受けるようにしましょう。

     

     

     

    まとめ

    裏側矯正のメリット・デメリットについて解説しました。痛みをまったく感じずに歯列矯正を行うことは難しいですが、なるべく抑えながら歯を動かすことは可能です。痛みに敏感、費用を抑えたい、目立たない方法で歯列矯正を考えている方は、マウスピース矯正もご検討ください。

    2022.07.20

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    裏側矯正(舌側矯正)のメリット・デメリット|「痛い」「高い」って本当?

    「歯並びをきれいに整えたい」「口元のコンプレックスを解消したい」と思う一方で「できれば目立たない方法でしたい」「痛みや費用が心配」と悩んでいる方が多いのではないでしょうか。装置の見た目や痛み、費用に関して気になることがあるでしょう。

    しかし、実は歯列矯正は目立つ装置だけでなく、目立ちにくい「裏側矯正」というものがあることをご存じでしょうか。

    今回は、目立ちにくい裏側矯正のメリット・デメリットについて解説します。
    痛みや費用に関する疑問も解決できる内容になっているため、歯列矯正を検討している方、裏側矯正を検討している方はぜひ参考にしてください。

     

     

    裏側矯正(舌側矯正)とは?

    裏側矯正とは、ワイヤー矯正の種類のひとつで、舌側矯正やリンガル矯正と呼ばれることもあります。ブラケットと呼ばれる装置を歯の裏側に取りつけ、その間にワイヤーを通して矯正力をかけます。一般的な表側矯正の裏側バージョンと考えるとわかりやすいでしょう。

    正面から見た際に目立ちやすい上の歯だけを裏側矯正にする「ハーフリンガル矯正」というものもあり、それぞれの症例や予算にあわせて使い分けることも可能です。

     

    裏側矯正(舌側矯正)のデメリット5つ

    裏側矯正は、装置の歯の裏側に取りつけるためほとんど見えないというメリットがありますが、いくつかのデメリットも存在します。メリット・デメリットをしっかりと把握した上で、矯正方法を選ぶようにしましょう。

     

    治療費が高い

    裏側矯正は周囲の人から気づかれにくい装置でありますが、医師からも見えにくい場所に装置をつけるため、さらに装置間距離が短いため調整には高度な技術が必要です。また、歯の裏側は表側よりも形状が複雑なので、オーダーメイドの装置を作成するのに費用がかさみます。

    そのため、表側矯正よりも数十万ほど費用を高めに設定している医院がほとんどです。ただし、費用に関してはデンタルローンや分割払いに対応している医院を探し、治療費の支払い負担を軽減させる方法もあります。どのような支払い方法があるのか、矯正治療を始める前に確認してみましょう。

     

    違和感がある

    歯の裏側に装置をつけるため舌があたり、違和感を感じることがあります。舌先が装置にあたり続けることで、口内炎や痛みが出ることもあるでしょう。

    しかし、矯正装置の違和感については、時間の経過とともに慣れることがほとんどです。1週間もすれば舌や唇が順応するので、過度な心配は必要ないでしょう。

     

    食事・会話がしづらい

    歯の裏側に装置がつくことで、口のなかのスペースが狭くなります。そのため、食事の際は食べ物を一度に口に含められる量が少なくなります。また、繊維の多い食べ物は装置に詰まりやすいため、慣れるまでは気軽に食事を楽しめないといったストレスを感じる方もいるでしょう。

    さらに、これまでなかった装置が舌に触れるようになり、会話や発音がしづらくなることもあります。慣れてくればこれまでどおり話せるようになりますが、アナウンサーや外国語の先生など発音が大切な職業の方は、大きな影響を受けるかもしれません。医師に相談してアドバイスなどを受けるようにしましょう。

     

    歯が磨きにくい

    裏側矯正に限らず、マウスピース矯正のように取り外せないワイヤー矯正は歯が磨きにくいことがデメリットに挙げられます。とくに、歯の裏側は装置がついていなくても確認しづらい部位です。矯正装置がつくことで、さらに歯が磨きにくくなり、磨き残しが多くなってしまいます。

    日ごろの歯磨きは丁寧に行うよう心掛け、歯ブラシの他にも歯間ブラシやタフトブラシ、デンタルフロスを併用しましょう。磨きにくい部分は、調整のタイミングで医師や歯科衛生士に確認してもらうと安心でしょう。

     

    「痛い」と感じることがある

    裏側矯正に限らず矯正治療では装置をはじめてつけた日から数日間と、調整を行った日から数日間は歯に痛みが出ることがあります。調整後の歯を積極的に動かしている期間は痛みが出やすいですが、1週間ほどで治まることがほとんどです。我慢できない場合は、口元を冷やしたり(削除)痛み止めを飲んで様子を見ましょう。

     

    他にも、装置が舌にあたって痛みが出ることもあります。この場合は、装置が舌にあたらないようワックスなどのカバーをつけるなどの処置が必要です。しばらく様子を見てもよくならない場合には、医院へ連絡して確認してもらいましょう。

    2022.07.10

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    ブラックトライアングルの原因は?

    突然ですが、あなたは「ブラックトライアングル」という言葉を耳にしたことがありますか?
    歯と歯の間と歯茎とに生じた隙間のことをいい、成人の歯列矯正でよく見られます。黒い三角形のように見えることから、その名がついたとされています。
    そこで今回は、ブラックトライアングルが生じる理由や予防法を紹介します。できやすい人とそうでない人の違いについても解説しますので、ぜひご覧ください。

    なぜできるのか?

    ブラックトライアングルは前歯に生じることが多く、中でも下の前歯によく見られます。後方の歯には生じにくく、奥歯にできることはまずないでしょう。
    あなたの前歯には、黒い三角形が見えるでしょうか?ぜひ鏡を使って確認してみてください。
    黒い三角形の隙間ができる理由として、主に次の4点が考えられます。

    ≪理由1≫
    歯茎の腫れが、歯列矯正によって改善されたため
    ≪理由2≫
    もともと歯槽骨が不足していた部分に歯を並べたため
    ≪理由3≫
    加齢により代謝が低下し、歯槽骨の高さが低くなったため
    ≪理由4≫
    食いしばりや噛みしめによって、歯だけでなく歯槽骨や周辺組織に損傷(咬合性外傷)が生じたため

    特に起こりやすいのが、1つめに挙げた理由です。
    歯並びが乱れた状態で生活をしていると、ブラッシングでは落としきれない歯垢(プラーク)や食べカスが歯間に溜まります。その結果、歯茎が慢性的な炎症を起こして常に腫れた状態となってしまうのです。歯並びを整えることにより、歯茎のコンディションが改善されて炎症が治まります。そして見た目のボリュームが減り、歯茎が下がって黒い三角形が生じます。
    つまりブラックトライアングルは、歯並びと歯茎の状態がよくなったからこそできるものだとも言えます。
    ただ見た目の問題などを考えると、できれば発生を避けたいのではないでしょうか?

    そこで、できやすい人に特徴はあるのかどうかについて解説します。

     

    できやすい人とそうでない人の違い

    実はブラックトライアングルが生じやすい人の特徴や、矯正方法の違いによる差はほとんどありません。ただ強いて言うならば、裏側矯正は若干商事やすい傾向にあります。裏側矯正の治療では歯に力がかかりやすいため、歯がスピーディーに動くことで歯槽骨の形成が間に合わなくなってしまうからです。歯が正しく並んだあとに歯茎が下がり、ブラックトライアングルが発生する可能性があります。

     

    予防する方法はある?

    ブラックトライアングルの発生を予防するポイントとなるのが、毎日のブラッシングです!
    あなたは歯を磨くときに、歯をゴシゴシとこすって歯間の歯垢を取り除いていませんか?強い刺激を与えることで、歯茎が下がる場合があります。また歯間ブラシやフロスを使う際も、歯茎に強い刺激を与えないよう注意してください。
    歯垢は、強い力で磨かなければ落ちないわけではありません。正しい角度でやさしくブラッシングを当てれば、比較的簡単に除去できます。なかなか落ちない場合は、歯垢が歯石になっているかもしれません。ご自身で完全に取り除くことは難しいため、歯科医院で一度クリーニングを受けましょう。定期的に検診を受けて取り除くことが望ましいですが、一度リセットすることで口腔内の清潔を維持しやすくなるでしょう。

     

    ほかの治療に影響することはある?

    ブラックトライアングルの存在が、直接歯の機能に影響することはまずありません。歯列矯正の途中であっても、中断・中止することなく治療を進めることが可能です。
    ただし、歯周病によって歯槽骨が減少している場合は注意が必要です。「歯がグラグラしていないか」ということを確認し、不安な方は一度歯科医院を受診しましょう。歯周病は自覚症状が出にくいため、歯科医院で早期発見・治療を行うことが大切です。
    中には前歯に黒い三角形が生じ、審美性(見た目)を気にする方がいらっしゃるかもしれません。感じ方には個人差がありますが、下の前歯であれば第三者の目につく心配はそれほどないでしょう。上の前歯に生じた場合は、会話や笑顔で口を開けた際に気になる方もいるかもしれません。
    では、黒い隙間を埋めるための有効な治療方法はあるのでしょうか?

     

    放っておいて治る可能性はある?

    残念ながらブラックトライアングルが自然治癒することはなく、根本的な原因(歯槽骨の減少)にアプローチできる治療方法も今のところ確立されていません。
    ただ「IPR(歯冠形態修正)」と呼ばれる治療を用いて、目立ちにくい見た目にすることが可能です。具体的な手順としては、歯と歯の間を歯科用のやすりで0.1mm~0.5mm程度削り、歯列矯正で隙間を埋める方向へ歯を移動させます。

    ただ歯を動かすだけでは隙間は埋まりませんが、部分的に削ることで完全に閉じられるのです。

     

    心配な方は、まずは歯科医院へご相談を!

    ・ブラックトライアングルがすでに生じており、見た目が気になる方
    ・ブラックトライアングルの発生が心配で、歯列矯正をためらっている方

    上記に該当する方は、まずはかかりつけの歯科医院でご相談ください。発生のリスクには、かなり大きな個人差があります。歯茎の状態や不正歯列の程度などにより、発生の可能性が低い場合もあるでしょう。

     

    田島デンタルオフィスでは、患者さまのお悩みをしっかりとヒアリングし、お口の中を丁寧に拝見します。その上で起こりうるリスクを事前に予測し、最適な治療をご提案いたします。ブラックトライアングルを始め、歯茎の腫れや歯列矯正などについてお困りのことがありましたら、ぜひ一度ご来院ください。
    医療器具の滅菌や定期的な換気など、感染症対策を万全にしてお待ちしております。

    2022.06.30

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    ワイヤー矯正のデメリット・メリット|マウスピース矯正と比較して解説【後編】

    前回は、ワイヤー矯正の難点を5つお伝えしました。
    先にデメリットを知ったことで、ワイヤー矯正に対してネガティブな印象を持った方がいらっしゃるかもしれませんが…。
    メリットも数多く存在しますので、ご安心ください!

     

    ワイヤー矯正が持つメリットは、次の5つです。

     

    1.幅広い症例に適用できる

    一番のメリットは、幅広い症例に適用できる点です。外科手術や抜歯を伴うケースにも適用できることが多く、不正咬合の改善にも適しています。例えば噛み合わせたときに、下の前歯が上の前歯で覆われてしまう「過蓋咬合」などにも適用可能です。さらに、ワイヤー矯正を行うことで、横顔や口周りの印象が変化する場合もあります。
    ほかの矯正方法では改善できないことも、ワイヤー矯正であれば期待した効果を得られるケースが多いといえるでしょう。

    2.細部の調整が可能である

    マウスピース矯正の場合、装置は患者さまご自身で交換します。そのため通院が2~3ヶ月に一度で済むのは、魅力の一つと言えるでしょう。
    ただ通院の頻度が低いことには、歯科医師が異常に気付けないリスクが伴います。発見が遅れると、調整に時間がかかり治療期間が延びる可能性があります。
    一方でワイヤー矯正は、1ヶ月に一度の通院が基本です。仕事や育児が忙しい方にとっては少し大変かもしれませんが、その分、何らかのトラブルが起きた際に速やかな対応が可能です。治療中に不安なことが生じた際も、通院の機会に都度相談できます。
    また装置の調整なども、ワイヤー矯正であれば歯科医師の判断で毎月行えます。レントゲン写真などをもとに歯根の状態や噛み合わせの様子を確認し、細やかな調整ができるでしょう。場合によってはブラケット装置を付け直し、ワイヤーの太さなどを変更することも可能です。

    3.取り外しが不要であるため紛失の心配がない

    装置をご自身で取り外せないことは、デメリットでもありメリットでもあると言えます。自己管理が苦手な方は、装置を取り外したまま付け忘れたり失くしたりする心配がありません。
    装置の順番を付け間違える、といったミスも起こる心配がないでしょう。

    4.比較的短期間で治療ができる

    マウスピース矯正に比べて、ワイヤー矯正の方が歯の移動速度が速い傾向にあります。またマウスピース矯正の場合、治療の途中で装置を作り直すケースも少なくありません。その間は治療が進行しないため、その分期間が長くなってしまうでしょう。
    また近年は、効率的に歯を動かせる「セルフライゲーションブラケット」が普及しています。ワイヤーと装置の摩擦力が軽減することで、歯が移動しやすくなるのです。歯が無理なく動くことで、痛みや違和感の軽減にもつながります。

    5.適用できる症例数が豊富である

    1つめの項目でも触れましたが、ワイヤー矯正は多くの症例に適用できます。これまでの長い歴史や治療の実績、数多くの研究結果などにより、ノウハウが蓄積され治療法として確立されているのです。
    起こりうるトラブルも事前に予測し、非常事態に陥る前に対応できるというメリットがあります。

    ワイヤー矯正は数多くのメリットがある一方、装置が着脱できない点や見た目の問題、治療中の痛みや違和感の問題などから敬遠されがちな矯正方法です。患者さまの症例によって適用できる矯正方法は異なりますので、気になる方は一度かかりつけの歯科医院へご相談ください。

    田島デンタルオフィスは、女性専用の矯正専門医院としてマウスピースや裏側矯正による治療を手掛けています。女性特有の歯並びや口元の見た目に関するお悩みも丁寧にヒアリングし、患者さまのお口の中を拝見した上で最適な矯正方法をご提案いたします。理想の歯並びや希望する治療方法についても、事前にお伺いした上で治療方法を検討いたしますので安心してご来院ください。
    医療器具の滅菌や定期的な換気など、院内感染対策を万全にしてお待ちしております。

     

    2022.06.20

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当院では「自分だったら、自分の大切な人だったらどうしたいか」と考えながら、患者さまの状況をしっかりとヒアリングし、納得のいく形で治療法を選んでいただいております。
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