院長・スタッフブログ

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    目立たない歯科矯正をしたいならこの2つを重視しよう

    きれいな笑顔で相手に好印象を与えるための手段として「歯列矯正」が挙げられます。
    しかし中には
    「ワイヤーが歯からのぞいて、治療中であることが知られたらどうしよう…」
    などと、治療中の見た目を気にして二の足を踏んでいる方もいらっしゃるはずです。
    今回はそのような悩みをお持ちの方へ、第三者の視線を気にせず歯列を整えるためのヒントをお伝えします。

    他人に気付かれにくい装置の種類とは?

    歯になじみやすい装置

    近年「治療中の外見」を重視した装置として、ホワイトワイヤーやセラミックブラケットが注目を集めています。
    歯の色になじみやすい自然な白色をしているので、笑ったときなどに目立つ心配がありません。これまで主流であった「歯列矯正=銀色のワイヤー」というイメージを覆されるはずです。

    透明のマウスピース装置も人気です!

    マウスピース型矯正のインビザラインも、治療中の見た目の問題を解消してくれます。無色透明の装置を使うので、至近距離で見ない限り気付かれる心配はありません。
    近距離の写真撮影やパーティーなど、どうしても気付かれたくない場では患者さま自身で取り外すことも可能です(ただし短時間に限る)。
    重度の不正歯列や不正咬合の症例には、適用できない可能性もあるので、興味がある方はかかりつけ医に相談してみてくださいね。

    見えない場所に装置をつけるという方法も

    歯の裏側に装置をつける、裏側矯正で治療をするのも有効です。裏側矯正であれば、正面から装置が見える心配はまずないでしょう。
    歯と装置の間に食べ物が詰まっても、パッと見ではわからないのも大きな魅力です。

    安心して任せられる歯科医院を見つけましょう

    近年は患者さまのさまざまなニーズに応えるべく、複数の装置を取り扱う歯科医院が増えています。
    しかし患者さま一人ひとりの症例によって、適した治療法は異なります。歯科医院側が選択肢の提示を誤ると、期待通りの結果が得られない可能性があるので注意が必要です。
    そのようなことが起こらないために、重要なのが「慎重な歯科医院選び」です。
    複数の歯科医院の情報を比較検討し、高い技術と豊富な知識を持った歯科医師に治療を任せるようにしましょう。
    これが、治療を成功させるための一番のポイントといっても過言ではありません。

    歯科医院選びに困ったときは…

    近年は歯科医院が増えているということもあり、どこで診てもらうべきか悩んでいる方もいらっしゃると思います。
    歯列矯正を検討中であれば、矯正治療を専門とする歯科医院を探すのがよいでしょう。幅広い症例に対応しており、理想の歯並びを実現できる可能性が高いといえます。

    歯並びに関するお悩みは田島デンタルオフィスへ!

    田島デンタルオフィスでは、ワイヤー矯正やマウスピース矯正などさまざまな矯正方法を取り扱っています。
    10年20年、さらにその先の「噛める」を目指した治療を実現すべく、見た目だけでなく機能性にもこだわった治療を行っています。
    名古屋市中区で歯科医院をお探しの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度ご来院ください。
    平日は18時30分まで診療を行っていますので、仕事や学校帰りに立ち寄っていただくことも可能です。ネット予約も受け付けていますので、お気軽にご相談ください。

     

    2023.02.28

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    舌が白い人は必見!舌苔の原因と除去の方法を歯医者が徹底解説【後編】

    前回は、舌苔を放置するリスクについて紹介しました。
    効率的に取り除くには、あるポイントを押さえることが大切です。予防法とともに、記事の中で詳しく解説します。

     

     

     

     

    歯科医院を受診すべきタイミング

    前回お伝えした通り、舌を見ると全身の健康状態がある程度わかります。
    歯科医院を受診した方がよい舌苔のサインを紹介するので、鏡を見ながらセルフチェックしてみてください。

    1.黄色っぽくなっている

    舌苔が白色以外の場合、全身に悪影響が生じているかもしれません。「黄苔(おうたい)」といって黄色に変色している場合は、発熱や水分不足などによる胃腸障害が考えられます。歯科医院や内科を早めに受診してください。
    ちなみに、コーヒーやタバコによって一時的に着色することもあります。ご自身で見極められない場合は、医療機関で診てもらいましょう。

    2.黒っぽくなっている

    細菌の繁殖を抑える抗菌薬などを長期間服用していると、口腔内の菌のバランスが崩れて舌の表面にある突起が異常な長さになります。そして舌苔が黒く変色する「黒毛舌(こくもうぜつ)」になる場合があります。
    これは黄苔よりも悪い状態であり、体力が消耗しているときにもみられる症状です。

    効率的に取り除く方法

    ここからは、舌苔を効率的に取り除く方法を2つ紹介します。
    まず前提として、舌苔は適切な方法で磨かなければ落とせません。プラークと同じで、洗口液やうがいでは完全にきれいにならないので注意しましょう。

    1.舌ブラシを併用する

    歯ブラシで磨くと、刺激が強すぎて舌を傷付ける恐れがあります。表面や毛が柔らかく作られている、市販の舌ブラシを併用して舌の汚れをやさしく取り除きましょう。ヘラタイプとブラシタイプとがあるので、好みのアイテムを探してみてください。困ったときは、かかりつけ医に相談するのがおすすめです。

    2.音波歯ブラシを活用する

    歯だけでなく、舌もきれいにできるのが音波歯ブラシです。舌専用のヘッドが付属もしくは別売りされているはずなので、確認して購入しましょう。
    ヘッドの突起が舌の隙間に入り込んで、汚れを浮かせる仕組みです。磨くときに手で細かく動かす必要がないので、短時間で効率よく落としたい方に適しています。
    ただヘッドを強く押し当てたり、長時間使用したりすることはNGです。1回あたりの使用時間は約20秒に留め、3回程度にわけて実施しましょう。

    舌苔の付着を防ぐためには?

    舌がきれいになったら、その状態をキープすることが大切です。お口だけでなく全身が健康であるためにも、次に紹介する方法で予防に励んでください。

    1.口腔内を清潔に保つ

    舌苔は複数の細菌や細胞の死骸、食べかすなどが混ざったものです。日々の口腔ケアで口の中を清潔にできれば、舌苔の量はグッと少なくなるでしょう。
    まずは正しいブラッシング方法を身につけて、歯に付着したプラークや食べかすを極力取り除いてください。
    口腔トラブルの大半は、口の中が不衛生であることが原因です。もし何らかの疾患にかかっても、口腔状態がよければ一気に進行することはまずありません。

    2.口の中が乾かないように努める

    日頃から口腔内が乾いており、唾液分泌量が不足していると感じる方はいらっしゃいませんか?
    心当たりがある方は、次の方法で改善を図りましょう。

    保湿剤を正しく使う

    口腔内が乾いていると感じる人は、口に使える保湿剤を使うのがおすすめです。ジェルやスプレー、洗口液などさまざまなタイプの製品が流通しており、口腔内の水分量を一定に保つ役割を果たします。
    ただ、複数の製品を使えば高い効果が得られるという考えは誤りです。あくまで唾液腺をマッサージするときの、潤滑油として用いるのみに留めてください。
    どのタイプの製品を選んでも構いませんが、困ったときはかかりつけ医に相談しましょう。

    まとめ

    舌苔について、理解していただけたでしょうか。
    歯は悪くなってから治すというより、予防に努めて健康でいることが基本の考え方です。適切なケアを行い、舌苔を溜めないよう気を付けましょう。
    適切な口腔ケアの方法やアイテム選びに困ったときは、かかりつけ医に相談してみてくださいね。

    2023.01.20

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    舌が白い人は必見!舌苔の原因と除去の方法を歯医者が徹底解説【前編】

    自分自身の口の中を鏡で見たときに、舌の表面が白くなっていて驚いた経験はありませんか?
    何かの病気ではないかと、つい疑ってしまった人も中にはいらっしゃるかもしれませんね。
    そこで今回は、舌の表面に付着している「白いもの」の正体を、原因や対処法、予防法などとともに詳しく紹介します。
    長年の疑問を解消したい方は、ぜひご覧ください。

     

    白いものの正体とは?

     

    舌の表面に付着している白い物体の正体は、ズバリ「舌苔(ぜったい)」です。言葉の通り「舌の上に広がる苔(コケ)のようなもの」のことを指しています。ねばねばとしており、爪などでカリカリとすれば簡単に取り除けるのが特徴です。
    口腔内の細菌が大半を占めているので、正直なところキレイなものだとはいえません。歯の表面に付着する、プラークと同じようなものだと認識しておいてください。

    正常な舌はどのような見た目をしている?

    今この記事を読みながら、鏡を見て「舌が白い、大変だ!」と焦った方もいらっしゃるかもしれません。
    しかし清潔な口腔状態をキープしていても、ある程度は白っぽくなるので安心してください。
    その理由として挙げられるのが、下記の2点です。
    ・ザラザラしているという舌の性質上、少量の舌苔は必ず付着するため
    ・糸状乳頭と呼ばれる部分のターンオーバーで白くなるため
    つまり舌苔が付着しておらず、白くない舌こそが異常事態であるというわけです。

    蓄積された状態で放置するとどうなる?

    舌の表面に舌苔が溜まった状態を放っておくと、次のようなトラブルを引き起こす恐れがあります。
    それぞれ詳しく解説します。

    1.口臭がひどくなる

    口腔内には約100億もの菌が常在しており、その中にはむし歯菌や歯周病の原因菌も含まれています。
    特に歯周病の原因菌は、たんぱく質を分解する際に「悪臭を放つガス」を出すことが明らかになっています。歯周病が進行した人の口臭がきついのは、それが理由だと考えられるでしょう。

    2.口腔内全体を不衛生な状態にする

    日々のブラッシングを怠っている人ほど、口腔内にプラークがどんどん蓄積されます。やがて歯石となり、さまざまな口腔トラブルを引き起こすでしょう。
    ブラッシングの一番の目的は「プラークを取り除いて細菌数を減少させること」ですが、たくさんの舌苔がついていると、口腔ケアをしても口の中は清潔になりません。
    舌まできれいな状態にできれば、口腔内全体の細菌数を減らして清潔な口腔環境をキープできるでしょう。口腔ケアを行う際は、適切な方法で舌もきれいにする必要があります。

    舌苔が付着する理由

    健康な人の舌にもある程度はついていますが、蓄積しやすい人にはある傾向が見られます。
    その原因を、1つずつ解説します。

    1.口腔ケア不足によるもの

    舌苔の量は、口腔状態によって左右されます。
    ブラッシング不足により歯茎が炎症を起こしているときは、歯の周りや歯茎、舌の表面に常在している菌が、唾液と混ざり合って口腔内をただよっている状態と判断できます。
    細菌や食べかすなどが溜まりやすくなり、舌苔もどんどん蓄積するでしょう。
    舌をきれいにすることはもちろん、丁寧なブラッシングを行い口腔内の細菌数を減らすことが大切です。

    2.口腔内の乾燥によるもの

    口腔内が乾いている状態は、唾液の分泌量が少ないことを意味しています。
    唾液には舌を保護する「保護作用」や細菌の増殖を抑制する「抗菌作用」などがあり、分泌量が減ると舌が傷付きやすくなったり細菌数が増えやすくなったりします。
    舌が傷付くと表面の洗浄が難しくなり、汚れは溜まる一方です。
    舌苔が蓄積しやすい状態になるでしょう。

    3.生活習慣の問題によるもの

    これは意外だと思われるかもしれませんが、食事量が多い人よりも少ない人の方が、舌苔が付着しやすい傾向にあります。
    というのも、私たちが口に入れた食べ物は、舌に当たってこすれ合いますよね。その際に唾液が分泌され、口腔内のプラークや食べかすを洗浄してくれるという仕組みになっています。食事量が少なかったり舌の使い方に問題があったりすると、こすれ合う機会が減って舌苔が溜まりやすくなります。
    脳の病気などで舌や手足の動きが制限されている場合も、同様の理由で舌苔がつきやすくなるでしょう。

    4.体調不良によるもの

    日頃の心的ストレスや疲労、病気などで免疫力が低下すると、口腔内の常在菌が繁殖して舌苔がつきやすくなります。
    健康な人の舌もある程度は白いとお話ししましたが、体調不良のときの方が白っぽい見た目になるでしょう。
    胃が不調の場合も、舌苔の量は増える傾向にあります。原因は明らかではありませんが、舌の感覚や味覚を低下させることで食欲を減退させ、食事量を減らして胃を守る目的だという話があります。
    舌は、全身の健康状態を判断する指標にもなりうることを知っておきましょう。

     

    次回も同じテーマを取り上げて、効率的に取り除く方法や予防方法などを中心に説明します。そちらもぜひご覧くださいね。

    2022.12.10

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    【根尖病巣】歯の根っこに膿が溜まる原因や症状・治療法とは?

    【根尖病巣】ってなに?

     

    突然ですが、あなたは「歯根嚢胞」をご存知ですか?
    中には、初めて耳にしたという方もいらっしゃるかもしれませんね。
    病気の一つで、歯の根に膿が蓄積されるのが主な症状です。進行すると違和感が生じますが、基本的に自覚症状がありません。診察時に撮影したレントゲンで、たまたま発覚することもあるほどです。
    「口の中に膿が溜まる」という現象は、考えただけでも恐ろしいですよね。どうしてこのような現象が起こるのでしょうか?
    今回はその原因や主な症状、治療法などを説明します。
    自分自身にも起こる可能性があると思いながら、読んでもらえれば幸いです。

     

    口腔内に膿が蓄積する理由

    歯根嚢胞ができる一番の原因は、ズバリ「細菌感染」です。
    では、歯の根っこ部分に細菌が入ってくるのは一体なぜでしょうか?
    考えられる理由は、次の3点です。

    1.進行したむし歯

    むし歯は、超初期段階を除いて自然に治ることがありません。通院が嫌だからと放置していては、症状が悪化するばかりです。その結果、細菌が歯をどんどん蝕んで神経に到達すると、我慢できないほどの激痛に襲われるでしょう。
    この段階で治療を受ければよいのですが…。
    歯科医院へ行かず放っておくと、ある日突然痛みがなくなります。中には治ったと勘違いする方もいるかもしれませんが、それはとんだ誤りです!
    痛みがなくなるのは、むし歯の進行によって神経が死んだためです。歯の根は細菌まみれであり、炎症を起こし続けていることを忘れてはなりません。
    この段階になると、事態の深刻さになかなか気付けなくなってしまいます。

    2.処置の不行届き

    むし歯などの口腔トラブルで神経が死んだら、根管治療による抜髄が必要です。実は抜髄は、比較的難しい治療の一つです。十分な実績と経験がある歯科医師でも、成功率は約8割だと言われています。
    その理由は、我々の歯の根の構造にあります。入り組んだ複雑な構造をしているため、最近を完全に除去することが難しいのです。
    内部に細菌が残ると、詰め物の奥で最近はどんどん活発化します。何度も通院して「治療がやっと終了した」と思っても、知らないところで大変なことが起きているのです。神経が死んでいるため、残念ながらその症状には気付けないでしょう。

    3.歯の破折

    抜髄後の歯はとても脆く、少しの衝撃でも破折します。
    スポーツの最中にぶつかったり、寝ているときに家族の手足が当たったりしただけで簡単に折れてしまいます。
    破折した場合は、そこから細菌が入り込んで歯の根に悪さをする可能性があります。
    また歯に「中心結節」と呼ばれる突起がある方も、注意しなければなりません。その部分が折れると、細菌が侵入しやすくなります。小学生や中学生といった、子どもにも起こり得るケースなので親御さんは気を付けましょう。

     

    症状

    続いては、主な症状を紹介します。

    1.フィステルが生じる

    膿が入った袋状のできもので、歯茎に生じることが多いです。見た目は白っぽく、口内炎やニキビに似ています。膿が増加するにつれて、少しずつ肥大化していくでしょう。
    中には顔のニキビなどと同じく、つい触って潰してしまう方もいるかもしれません。しかし、自分で潰すことは厳禁です。
    かかりつけ医に相談し、適切な治療を受けましょう。口の中にあると舌でつい触ってしまうこともあると思いますので、早めに診てもらうことをおすすめします。

    2.歯茎が炎症を起こす

    免疫力が低下し、歯茎がいきなり腫れて痛くなることがあります。風邪をひいているときや、ストレスや疲れを感じるときは特に注意してください。
    重度の炎症を起こすと、口を開けにくくなります。見た目が変化することもあるので、早めに診てもらいましょう。

    3.ものを噛むと痛みが出る

    フィステルができた歯でものを噛むと、歯根膜(咀嚼時にものの硬さを認識する部分)が腫れて痛みが生じます。

    4.歯が浮いた感じになる

    膿の袋が大きくなるにつれて、歯槽骨を溶解するようになります。歯がグラグラとしてきたり、浮いたりする場合は危険を表すサインといえるでしょう。

    5.副鼻腔炎になる

    上の歯に生じている場合、副鼻腔炎が疑われます。
    上顎の歯の根は「副鼻腔」に近く、鼻の方へ細菌が侵入する可能性があるためです。
    耳鼻科へ通院していても、なかなか症状が治らない方は歯根嚢胞によるものかもしれません。頭痛や顔面痛、鼻詰まりがなかなかよくならない方は、歯科医院へ一度足を運んではいかがでしょうか。

    6.骨髄炎

    下顎に生じた場合、骨髄炎のリスクが上昇します。
    疲労の蓄積や風邪などで、免疫力が下がっているときは特に注意してください。膿の袋が肥大化しているときも気を付けましょう。
    場合によっては、入院を伴う長期的な治療が必要です。

     

    治療法

    最後に、主な治療方法について解説します。
    自覚症状のないケースが大半ですが、少しでもおかしいと感じたら早めに受診することが大切です。悪化する前に適切な治療を受け、症状の進行を食い止めましょう。

    1.根管治療

    壊死した神経を取り除いて、管を洗浄・消毒したのちフタをするという治療です。
    特定の歯が何度も細菌に蝕まれている場合、治療の仕方や医師の技術に問題があるかもしれません。
    根管治療を得意とする歯科医師を探して、一度相談してみてはいかがでしょうか。

    2.歯根端切除術

    こちらも有効な治療法の一つです。骨が比較的薄い前歯や、上顎に用いられることが多い方法です。
    歯茎を切り開いて問題の部分を取り出し、歯の根の端をカットしてフタをします。こちらは外科的処置となります。

    3.歯の再植術

    下の奥歯など、骨に厚みがある部分には歯の再植を試みます。問題のある歯を一度抜歯し、病巣を除去したのち埋入し直すというプロセスです。

     

    おかしいと思ったら受診を!

    前述した通り、超初期段階のむし歯は、口腔環境を整えることで自然治癒する可能性があります。ですが口腔トラブルが、放っておいて治ることはまれです。悪くなる一方なので、早めに受診することが大切なポイントです。
    大きくなると、歯槽骨が溶かされて全身に悪影響を及ぼすかもしれません。
    手遅れになる前に、定期健診を受けて早期発見・治療を受けることが大切です。3~4ヶ月に1回、それが難しい場合は半年に1回程度はぜひ受診してください。

    定期健診を受けるにあたって、手間や時間、費用がかかることは確かです。
    ですが病気の発見が遅れて、何度も通院を余儀なくされた場合のことを想像してみてください。
    そちらの方が、手間も時間も費用もかかって大変ではないでしょうか?
    口腔トラブルの早期発見と治療、そして予防に注力することが最も大切なポイントです。
    田島デンタルオフィスでも、随時定期健診を行なっています。

    根管治療が必要だと判断した場合は、高性能のマイクロスコープやCTを用いて診断・治療を行います。
    10年後や20年後、さらにその先の「噛める」を目指し、最適な治療法をご提案しますので安心してご来院ください。

    2022.11.30

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    スポーツ用マウスピースで口内を守ろう! 通常用との違いと驚きの効果5つ【後編】

    スポーツ用マウスピースの費用と注意点

     

    前の記事で紹介した通り、マウスガードには数多くのメリットが存在します。
    一口に「マウスガード」といっても様々な種類があるので、目的や予算に合わせてチョイスしましょう。
    作製を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

     

     

    主な種類と費用の目安

    大きく分けると、マウスガードには3種類あります。
    特徴や費用を理解した上で、適切なタイプを検討しましょう。

    1.オーダーメイド式

    歯科医院での検査を経て、患者さま一人ひとりの歯型に合った装置を作製するタイプです。自分自身の歯型にフィットするので、違和感が生じにくく、歯や歯茎への負担を軽減できるのが大きな魅力です。
    ただ、基本的に保険が適用されないのが懸念点です。全額自己負担となるため、相場は1万~5万円と少々高めです。

    2.準オーダーメイド式

    前述したタイプと同様、自分自身の歯型をもとに装置を作製します。オーダーメイド式と唯一異なる点は「キットを用いて患者さま自身で作製する」つまり「一度完成すると、微調整ができない」という点です。
    もちろん患者さま自身の歯型を取っているので、違和感が出るケースは少ないです。しかし、つけてみたときに何らかの不具合が生じても、作り直しには原則として費用がかかるので注意しましょう。
    専用のキットは、通販サイトで購入可能です。取った歯型を指定された宛先へ送付すれば、完成品が後日届くというプロセスです。
    歯科医院へ行く必要がないため、手軽に作れるのが嬉しいポイントです。費用の相場は1万~3万円と、選ぶメーカーなどによって大きく異なります。

    3.既製式

    さらにお手軽なのが、市販されている既製品を使うという選択肢です。形がある程度作られた状態で販売されているので、購入後は熱で柔らかくして歯型を取れば完了です。
    中には500円程度で手に入るものもあり、予算がある方に適しています。
    ただ、このタイプのマウスガードをつけて激しい運動をすることはおすすめできません。既製品が歯型にぴったりとフィットする方は、まずいないためです。
    歯に合わない装置をつけて激しい運動をすると、ずれたり息苦しくなったりしてスポーツに集中できません。日常的に使う場合は、できればほかのタイプを選びましょう。

     

    マウスガード使うときの注意点

    使用時の注意点を、いくつか紹介します。

    1.むし歯に注意する

    装置をつけると、口が少しだけ開いた状態になります。スポーツ選手の装置が目立ちやすいのは、そのためではないでしょうか。
    口が閉じ切らないと、口腔内が乾いて細菌が繁殖しやすい環境になります。むし歯リスクが高まるので、注意してください。
    使用中は定期的に水を飲んで、積極的に口を潤しましょう。使ったあとも、市販の口内洗浄液やブラッシングでケアすることがポイントです。

    2.装置を毎回手入れする

    我々の口の中には、数百種類もの細菌が常在しています。個数にすると、なんと1,000億個以上なのだとか。
    そのような環境でつけていた装置を、外してすぐに保管すると細菌はあっという間に繁殖します。例えばカンジダ菌が装置に移って繁殖すると、次回つけたときに口腔内がカビまみれになる恐れがあります。
    専用のブラシと流水で汚れを除去し、市販の洗浄剤を用いて殺菌してください。入れ歯用の製品で構いません。
    使用後はそのまま保管せず、毎回丁寧に洗浄して清潔ない状態をキープしましょう。

    3.熱湯で洗浄しない

    マウスガードの多くは樹脂製であるため、洗浄や殺菌のときにお湯を用いると変形する可能性があります。熱湯に浸けたり煮沸消毒をしたりせず、水やぬるま湯で洗うことを心がけてください。

     

    歯を守るためにぜひ使いましょう!

    練習中や試合中などの事故で歯を失くしても、健康だった歯は元に戻りません。
    何かあってから後悔することがないよう、激しい運動をするときはマウスガードを装着しましょう。
    タイプによって特徴や費用が違うので、見比べて慎重に検討することが重要です。
    ほかの2種類に比べて使いやすさは劣りますが、まずはリーズナブルな既製品タイプをつけてみるのも一つの選択肢です。ただ、自分自身の歯にフィットさせて歯を保護したい方にはオーダーメイド式が最適です。
    手間や費用はかかりますが、歯科医院で作製してもらってください。自分だけで判断できない方は、かかりつけ医に相談してみるというのもよいでしょう。

    2022.11.20

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    スポーツ用マウスピースで口内を守ろう! 通常用との違いと驚きの効果5つ【前編】

    スポーツ用マウスピース?

     

    サッカー選手や野球選手が、歯に白い装置をはめて試合している姿を見たことはありませんか?
    あの装置の正体は、自分自身の口腔内を守る目的ではめている「スポーツ用のマウスピース」です。
    一体どのような効果が期待できるのか、基本の使い道や製作費用の目安などとともに紹介します。ご自身や家族など、身近にスポーツをしている人がいればぜひ参考にしてください。

     

    1.様々なトラブルから身を守ってくれる

    試合中は、ボールや身体のぶつかり合いで突然ケガをする可能性があります。装置をつけていれば、そのようなトラブルから身を守れるでしょう。
    「歯は硬そうだから、ぶつかっても多少は大丈夫じゃない?」と思う方も多いかもしれませんが、考え方はその逆です。
    強い衝撃をきっかけに、歯が自分の口腔内や他人を傷付ける恐れがあるのです。硬いとはいえ、スポーツの種類によっては、足や腕が顔に当たって歯が破折するリスクもあります。
    ちなみに装置をつける人が年々増えているのは、装着を義務付ける種目が徐々に増加しているためです。自分自身あるいは家族が何らかのスポーツをしている場合は、必要性について検討してはいかがでしょうか?
    色々なアクシデントから、大切な歯と体を守りましょう。
    マウスピースをつけていれば、そのような事故から口腔内を守ることができるのです。

    2.通常のものと何が違う?

    スポーツ用のマウスピースは、樹脂製のものが多く「マウスガード」や「ガムシールド」とも呼ばれています。ガムのように柔らかいことが、呼び方の由来になっているのだとか。
    歯ぎしりの改善や歯列矯正に使われるものも「マウスピース」と呼ばれており、同様に歯を守る役割を果たします。
    しかし両者には、次のような違いがあります。

    2-1.装置の厚みやクッション性

    歯ぎしりの改善に使われる装置は、強い負荷がかかっても耐えられるような構造をしています。就寝を妨げないように1~2mmの薄さで、かつ硬いのが特徴です。一方でマウスガードには、クッション性の高い素材が使われています。
    3~5mm程度と、比較的厚みがあるのも特徴です。
    強い衝撃を受けても、クッションのような働きをして歯を守ってくれるでしょう。

    2-2.つけるタイミング

    前述した2種類の装置は、目的に合ったタイミングで付けることが大切です。一方の装置を併用することはできないので、注意してください。
    歯ぎしり対策の装置を試合中につけると、強い衝撃に耐えられず破損する恐れがあります。またマウスガードを装着して寝ると、厚みがあって深い眠りにつけないと思います。
    どうしても作製費用がかかってしまいますが、2種類のマウスピースが必要な場合はそれぞれ作製してもらいましょう。

    3.マウスガードをつけるメリット

    装着することで、次の5つのメリットが期待できます。

    3-1.前歯の保護

    練習や試合のときに、ボールや道具が当たったり、選手同士がぶつかったりすると歯は容易に折れます。
    神経が損傷した場合、抜歯を余儀なくされることもあるため要注意です。インプラントやブリッジといった補綴治療が必要になると、治療費用や通院回数がかさむという難点もあります。

    3-2.粘膜や舌の保護

    何かがぶつかったときに、口腔内の粘膜や舌をうっかり噛む恐れがあります。スポーツのときではなくとも、実際に経験したことがある人もいるのではないでしょうか?
    スポーツの際に受ける衝撃は、日常生活で受けるものとは比にならない強さです。最悪の場合、舌を噛み切ったり頬に穴をあけてしまったりするケースもあります。

    3-3.奥歯の欠損防止

    悪習癖の一つに「食いしばり」があり、これは強い力が入ったり、物事に集中したりしたときに起こります。奥歯同士に強い力がかかると、欠損する恐れがあるので注意が必要です。折れるまではいかなくとも、徐々に欠けて先端が尖る可能性もあります。
    また他人の足や腕などが顎に当たった衝撃で、奥歯が破折する恐れもあるので注意してください。

    3-4.歯や歯茎への負担軽減

    練習中や試合中に歯を食いしばった際、負荷がかかるのは奥歯だけではありません。ほかの歯や歯茎にも少なからずダメージがあり、それが続くとグラついたり欠損したりする恐れがあります。

    3-5.脳震盪の予防

    何らかの衝撃を受けて、頭部へ外力が加わると脳震盪を起こす可能性があります。中でも、顎を下から突き上げられるようなダメージには要注意です。顎関節に衝撃が直接伝わると、頭部がグラついて脳震盪を起こす可能性があるのです。
    予防効果に関しては立証中の段階ですが、マウスガードを装着することでダメージをある程度軽減できるのは事実です。万が一のことを考えれば、装着しておいた方がよいでしょう。

     

    今回はここまでです。
    次回は、マウスガードの種類について詳しく説明します。

    2022.11.10

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    口腔がんの可能性も…口内炎をよく知ろう

    そもそも口内炎とは?

    頬の内側を始め、舌や歯茎、喉の奥といった口腔内に起こる炎症の総称をいいます。
    原因として挙げられるのは、主に次の4つです。
    原因を突き止めることで治療や予防に役立つので、ぜひ知っておいてください。

     

    1.物理的な刺激

    矯正装置や義歯が口腔内を刺激し、粘膜が傷付いて炎症を起こすパターンです。
    熱いコーヒーやお茶を飲んで火傷をしたときや、食事の際に誤って頬を噛んだ場合にできるものも、このタイプに該当すると考えてよいでしょう。

     

     

     

    2.カンジダ菌

    真菌の一種であるカンジダ菌は、口腔内に常在しています。悪さをすることは通常ありませんが、口腔内が乾いたり免疫力が低下したりすると炎症を起こします。

    3.アレルギー

    歯の被せ物や詰め物、義歯の金属などによってアレルギー反応が起こる場合があります。そのときに炎症を起こし、口内炎ができる場合があるでしょう。

    4.その他

    栄養の偏りや日頃のストレスが原因になることもありますが、はっきりとしたメカニズムは解明されていません。
    ですが可能性の一つとして、1~3の原因に心当たりがない場合は生活習慣や精神的理由を疑うのがよいでしょう。

    注意すべき口内炎とは?

    カンジダ菌由来の炎症には注意が必要です。
    これが原因で起こる炎症には赤くなるタイプと白くなるタイプとがあり、両方が混在することもあります。
    赤い炎症は患部がヒリヒリとする場合もあり、耐えがたい痛みが生じます。症状が舌に出て粘膜の奥まで感染すると、治療後も味覚障害や痛みなどの後遺症が出る可能性があります。
    2週間以上、あるいは広範囲に症状が出ている場合は早急に医療機関を受診しましょう。歯科もしくは口腔外科で診てもらうのがおすすめです。

    すぐに治らない場合は…

    通常は、普段通りの生活をしていれば2週間程度でよくなります。それ以上様子を見ても症状が改善されないときは、ほかの病気を疑いましょう。
    がん患者全体の割合で考えると症例は少ないですが、口腔がんの可能性もゼロとは言い切れません。
    数ヶ月経ってもよくならないにも関わらず、放置しているといったことがないよう注意しましょう。
    口腔がんの7つの特徴を紹介するので、今後の参考にしてもらえれば幸いです。

    ・自然治癒しない
    ・白色と赤色のできものが混在している
    ・デコボコとしていて硬い
    ・舌が赤っぽくただれている
    ・舌の表面にしこりがあり、ザラザラとしている
    ・歯がグラグラとしている
    ・歯茎に腫れや出血が見られる

    これらの症状は、上顎や歯茎、舌の裏側に生じることもあります。心当たりがある方は、医療機関を早めに受診してください。

     

    口内炎との見分け方

    口腔内に炎症が起こったりただれたりした場合に、まさか自分が「がん」だとはきっと思わないはずです。
    確かに口内炎であるケースが圧倒的に多く、心配しても杞憂に終わる場合が大半です。ただ、口腔がんの初期症状である可能性も捨てきれません。
    患者さま自身が症状だけで判断するのは困難なので「2週間以上治らない」「7つの特徴に複数該当する」といった場合は、早めに医療機関を受診してください。

    2022.10.30

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    あなたはどのタイプ?歯ぎしりのパターンをチェック

    今回も、前回に引き続き「歯ぎしり」をテーマにお話しします。
    まずはタイプごとの特徴を紹介するので、自分に当てはまるものがないかどうかチェックしてみてください。

     

    1. グライディングタイプ(歯ぎしり型)

    上下の歯を、左右にギリギリと合わせるのが特徴です。
    「歯ぎしり」と聞いて、まずこのタイプをイメージする方が多いのではないでしょうか。こすり合わせているときに大きな音が出るので、家族と一緒に寝ている場合は気付かれやすいかもしれません。
    広範囲に顎を動かすため、上下の歯の先端が少しずつ全体的にすり減ります。すり減った分だけ噛み合わせが変化しますが、それを元通りの高さに治そうとすると、それなりの治療期間や費用が必要です。

    2.クレンチングタイプ(噛みしめ型)

    その名の通り、左右に動かすというよりはギュッと噛みしめるのが特徴です。音が出ることはあまりなく、長期間続けていると顎の骨が発達して徐々に膨張します。
    場合によっては、噛みしめた痕が舌に残ることもあるでしょう。舌の横が、デコボコになっていないかチェックしてみてください。
    ナッシングタイプ(軋ませ型)
    特定の部分のみを強い力でこすり合わせるので、犬歯(前から数えて3番目の歯)付近の歯の先端がすり減りがちです。「軋ませている部分だけがすり減る」ということから、この呼び方になったようです。
    上下の歯を合わせたときに、犬歯のあたりが不自然にピッタリと合います。歯の先端が欠けることもあるので、併せて注意が必要です。
    3つのタイプを紹介しましたが、1種類だけの「単独型」と、複数のパターンを同時に行なう「混合型」とがあります。後者に該当する人は約3割と、意外と多い状況です。

    適切な治療法と対策

    前回もお伝えした通り、歯ぎしりは無意識のうちに行なわれるのが基本です。治療といっても、歯ぎしり自体をやめることは不可能に近いといってよいでしょう。
    そこで、歯科医院の治療における考え方としては、次の2点を重要視しています。
    ・歯ぎしりから歯を守る
    ・歯を欠損しないよう予防する
    具体的にどのような治療をしているのか、詳しく解説します。

    歯を守る方法とは?

    就寝時に「ナイトガード」と呼ばれるマウスピース装置をつけることで、衝撃から歯を保護できます。音が鳴らないため、家族の眠りを妨げる心配もありません。
    既製品も流通していますが、患者さま一人ひとりの歯型にフィットするものを使用するのがベストです。歯科医院で相談すれば、型取りをしたのち作製してもらえるでしょう。
    ナイトガードは、歯の代わりに装置が削れていく消耗品です。穴があいたり汚れたりしたときは、歯科医院で作り直してもらいましょう。
    毎晩忘れずつけることが重要なので、ナイトガードを装着して寝ることを徹底してください。

    歯を欠損しないためのポイント

    前回、歯ぎしりの習慣がある人が歯周病に罹患していると、病気の進行が早まり抜歯の可能性が高まるとお話ししました。
    歯ぎしり自体をやめられないとなれば、歯周病治療を早急に行なうほかありません。
    歯茎の炎症が治まれば、歯に負荷がかかっても歯槽骨がすり減る心配はないでしょう。歯周病はいつ発症してもおかしくないので、現在は健康な人も要注意です。
    では歯周病を防ぐには、どうすればよいのでしょうか?
    「定期健診に通い、歯科クリーニングで歯石を取り除く」
    という考えの方がいらっしゃるかもしれませんが、これは誤りです。
    歯周病の原因は、歯の表面や周りに付着した歯垢です。歯石を除去したところで、歯垢が残っていると歯周病は発症・進行するのです。
    まずは適切なブラッシング方法を習得し、口の中に歯垢を残さないことが重要です。それと同時に歯ぎしりの影響を最小限に留められれば、歯を欠損するリスクはかなり低くなるでしょう。
    正しいブラッシング方法がわからないときは、歯科医院で相談しましょう。歯科衛生士が、歯ブラシの適切な動かし方や口腔ケアのポイントを教えてくれるはずです。

    自宅でできる対策

    これまで、歯科医院での対処法について説明しました。
    実は道具や歯科医院に頼らなくとも、自宅でできる対策があります。
    それはズバリ「眠り方に気を付ける」ということ。
    歯ぎしりの詳しいメカニズムは解明されていないものの、眠りが浅いときに起こりやすいことはわかっています。次のポイントに気を付けながら、質がよい睡眠をとれるよう心がけましょう。

    ・就寝前はできるだけスマホを見ず、リラックスした状態で布団に入る
    ・適切な枕の高さにする(高すぎると歯を噛みしめやすいので要注意)
    ・横向きで眠ると、顎へ負担がかかりやすいので避けた方がよい
    ・規則正しい生活を心がけ、なるべく同じサイクルで寝たり起きたりする

    まとめ

    歯ぎしりを甘く見ていると、歯がすり減ったり歯周病が進行したりして欠損する恐れがあります。
    やめることはできなくとも、ナイトガードなどを活用して衝撃を緩和させることは可能です。自覚がある方は、早めにかかりつけ医へ相談しましょう。
    「自分は歯ぎしりをしているのかな」と不安に感じた方は、家族に相談してチェックしてもらうのがおすすめです。一人暮らしの方は、スマホの録音機能などを用いて確認してみましょう。

     

    2022.10.20

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    歯ぎしりで歯を失う!?その症状と驚きの治療法、対策を歯医者が徹底解説

    歯ぎしりを治さず放置していると、最悪の場合に抜歯が必要になることをご存知でしょうか。
    ただ歯ぎしりに限らず、悪習癖はいずれも無意識のうちに行なわれていることが多いです。自覚している方はまずいないでしょう。
    それこそが、歯ぎしりの治療が難しい理由でもあります。
    本記事では歯ぎしりを発見することの重要性や、起こりうる口の変化などについて解説します。

    発見することの重要性

    就寝中、無意識のうちに行なわれていることが多い「歯ぎしり」。自分自身で気付くことは難しく、第三者からの指摘で発覚するケースがほとんどです。
    歯ぎしりは「ただ上下の歯を合わせてギリギリと動かしているだけ」ではありません。なんと通常の5~6倍の噛む力がかかっており、その力が70kgに及ぶ場合もあります。
    これが毎日となると、果たして歯はどうなるでしょうか。
    腕や足の骨は骨折しても数ヶ月でくっつきますが、歯は一度破折すると二度と元通りにできません。
    割れた線が歯茎の下にまで続いた場合、口腔内の細菌が侵入して炎症を起こします。次第に症状が出始め、歯や歯茎に痛みが生じるようになるでしょう。

    治療歯がダメになる可能性もある?

    むし歯が進行すると、内部の神経が蝕まれて強い痛みが生じます。何もしていない平常時も痛むのが特徴です。
    このような場合は抜髄(神経の除去)を行ない、上に冠を被せる処置をします。その際、歯の上に金属の土台(コア)を立てることがあるのですが、そのときに歯を多く削らなければなりません。ただでさえむし歯治療のために削った歯を、さらに削るとなると、健康な歯がほぼなくなってしまうでしょう。
    そこに普段の何倍もの力がかかると、痛みが出るだけでなく破折のリスクが高まってしまいます。
    歯ぎしりが、いかに歯の健康を損なうかわかっていただけたでしょうか。それを踏まえた上で読み進めてもらえれば幸いです。

    歯ぎしりが起こるメカニズム

    歯ぎしりが起こるメカニズムは、正直なところまだ解明されていません。
    ただ現状わかっているのは、歯ぎしりの約9割が「浅い眠りのときに歯ぎしりが起こっている」という点です。

    どのような口の変化が生じる?

    寝ている間に毎晩強い力がかかり続けると、口の中にある変化が起こります。具体的にどう変わってくるのか、詳しく解説します。

    1.歯がすり減って形状が変化する

    歯がすり減ると、先端の形がまっすぐになる可能性があります。残念ながら、一度すり減った歯が元に戻ることはありません。経過観察をしても変わることはないので注意しましょう。

    2.歯が根元から欠ける

    強い力がかかると応力がかかって歯がたわみ、先端ではなく根元から折れる可能性があります。
    神経が生きている場合は、風や冷たい水などの外的刺激によって知覚過敏が生じます。歯が染みて、食事の時間が苦痛になるでしょう。

    3.詰め物や冠が外れる

    詰め物や冠の位置によっては、力がかかることで外れる恐れがあります。中でも、保険診療で用いられる金属は要注意です。
    万が一就寝中に外れた場合、誤飲の可能性もゼロとは言い切れません。深く削って治療していた場合は、歯科医院を受診するまで染みることもあるでしょう。

    悪習癖に潜む恐ろしい症状とは?

    これまで、歯ぎしりがもたらすリスクをいくつか紹介しました。いずれも歯の健康を損ねる内容ばかりですが、症状が出たらすぐに気付けるのが特徴です。
    実はもう1つ、見た目でわかりにくい変化があります。それはズバリ「歯周病の進行」です。
    歯周病は歯槽骨が徐々に蝕まれ、最終的に歯を失くす可能性がある病気です。そこに歯ぎしりの悪習癖が加わることで、進行をグッと早めてしまうのです。

    若年層の方にはあまりなじみがないかもしれませんが、歯周病は日本人の8割程度が罹患しています。自覚症状が出にくいため、初期段階でまだ気付けていない方もいらっしゃるかもしれません。
    歯周病の状態の歯に強い力がかかると、急速に症状が進行して歯槽骨が溶けていきます。

    歯ぎしりが原因で歯周病を発症することはありません。しかし口腔状態が悪く、歯の表面に歯垢が付着していると、それが原因で歯周病を引き起こします。そこに悪習癖が加わると、危険な状態になるというわけです。
    少しややこしい話ですが、勘違いしないよう気を付けましょう。

    まとめ

    悪習癖の一つである歯ぎしりは、歯を失うリスクのほか、病気の進行を早める可能性も秘めています。
    残念ながら自覚症状がないので、いま現在も気付かぬまま歯をギリギリと合わせている方がいらっしゃるかもしれません。その状態を放置していると、健康な歯を失うことになります。
    次回は適切な対処法や大切な歯を守る方法を紹介するので、ぜひ併せてご覧ください。

    2022.10.10

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    虫歯で頭痛が起こったときに疑うべき3つの症状について

    むし歯の症状と聞いて、まず一番に何を思い浮かべるでしょうか?
    きっと大半の方が、歯の痛みをイメージすると思います。痛みの程度は、むし歯の進行具合によって大きく異なり、重度になると耐えられないほどの激痛がはしります。実はこの状態になると、頭痛を併発する恐れがあることをご存知でしょうか?
    今回は、むし歯と頭痛の関係性について詳しくお伝えします。

    むし歯と頭痛の意外な関係

    むし歯と頭痛は一見無関係のようですが、そのようなことはありません。むし歯が進行すると、頭痛を併発する場合があります。
    むし歯が進行すると、まず歯に痛みが出るようになります。この状態を放っておくと細菌が歯髄(歯の神経)へ到達し、炎症を起こして激痛がはしるようになるでしょう。
    すると痛みのある歯を庇う形で、食事のときにほかの歯ばかりを使うようになります。噛み合わせのバランスが悪くなり、一方の首や肩へ負担がかかります。その結果、「緊張型頭痛」と呼ばれる頭痛を引き起こしてしまうのです。症状の程度は人によって異なり、数時間で治まるケースもあれば数日間続くこともあります。

    ほかにも特定の歯ばかりを使用していると、バランスの悪化で顎関節症を引き起こす恐れがあります。顎関節症も、実は頭痛が起こる原因の一つです。
    適切なむし歯治療を受けることで噛み合わせが改善されれば、顎関節症や緊張型頭痛は次第に治まるはずです。
    それでも頭痛が続く場合は、むし歯菌が原因とされる次のいずれかの病気を疑いましょう。

    むし歯菌が原因の頭痛

    歯髄炎

    まず疑われるのが、血管や神経が通る歯髄で起こる「歯髄炎」です。炎症によるもので、ズキズキと痛むのが特徴です。
    軽度であれば頭痛すら起こりませんが、むし歯を長年放置していた場合は危険です。強い頭痛が生じ、最悪の場合は歯髄が壊死して根管治療が必要となります。
    歯髄炎による感染症が原因で、歯の根管へ腫瘍ができるケースもあり侮れない病気の一つです。

    歯性上顎洞炎

    奥歯のむし歯を放っておいた場合や、過去の根管治療に不備があった場合に起こるのが「歯性上顎洞炎」です。
    歯の根管が炎症を起こし、副鼻腔炎を発症させます。頭痛に加えて、頬に同じような痛みが出る点が特徴です。
    また口臭の悪化や後鼻漏、黄色や緑色の鼻水を確認した場合は歯性上顎洞炎を疑ってください。

    脳炎

    脳内へ白血球が入り込み、炎症を起こす病気が「脳炎」です。中でも、むし歯菌が原因の場合は「感染性脳炎」に該当します。
    頭痛のほか、発熱、意識障害や痙攣といったさまざまな症状が見られます。麻痺や異常な言動が出ることもあり、日常生活へ支障をきたす恐れもある病気です。
    ほかの病気に比べると可能性は低いですが、疑うべき病気の一つとして知っておいてください。

    まとめ

    むし歯を長年放っておくと、頭痛を併発する可能性があります。歯髄炎や歯性上顎洞炎、脳炎といった重度の病気を引き起こさないためにも、むし歯は早めに治療しましょう。
    歯に痛みが出たら歯科医院を受診するのはもちろん、できれば数ヶ月に1回は歯科健診を受けることをおすすめします。

    2022.09.30

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当院では「自分だったら、自分の大切な人だったらどうしたいか」と考えながら、患者さまの状況をしっかりとヒアリングし、納得のいく形で治療法を選んでいただいております。
ぜひ安心してご相談にいらしてください。

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