黄色くなった歯を白くする方法として注目されているのがホワイトニングです。ホワイトニングの効果を保つためにも、術後のメンテナンスは大変重要です。中には、メンテンナンスを怠ったばかりに、後悔されている方もみえます。今回の記事は、実際にホワイトニングを行った方がどの様なことに気を付けるべきかを紹介しています。

 

 

ホワイトニングの施術前・施術後について

ホワイトニングを行う方の多くは、失敗を気にされてホワイトニングの施術をするのではなく、自分の歯が白くなることを期待して施術を受けられると思います。その中でも、ホワイトニングの施術に後悔を頂く要因の多くは、施術前の承諾書や注意事項の内容を理解せずに施術し、ホワイトニングに対して事前の知識が不足していたことが挙げられます。時間とお金をかけてホワイトニングの施術をしたにもかかわらず後悔をしないように、施術前と施術後には以下の点を気を付けましょう。

カウンセリングを受けてみよう

ホワイトニングで後悔してしまう方の多くは、カウンセリングでホワイトニングの効果や注意点、気になる点などを歯科衛生士や歯科医師等を通じてちゃんと確認できていない場合もあります。ホワイトニングを行う時には必ず、カウンセリングを受けることがポイントです。カウンセリングで確認する項目は以下のとおりです。

カウンセリング時の確認項目

  • 術前に歯科治療が必要なのか
  • ホワイトニングの効果について
  • 歯が黄色くなった要因の確認
  • どのくらいの歯の色合いにするのか
  • 現在の歯の色合いのチェック
  • ホワイトニング後の注意点について

ホワイトニング後に避けるべき事項

ホワイトニングの術後24時間は、歯の表面を守る為に存在するペリクルが存在しないため、歯に新たな色合いが表れやすくなっています。歯の表面に沈着するとして広く知られるタバコを口にしてしまい、ホワイトニングの術後にもかかわらず、歯が黄色くなってしまう場合もあります。例えば食べ物の場合は、カレー、ミートソース、チョコレート、醤油やソースなどの調味料が挙げられます。飲み物の場合は、コーヒー、紅茶、ワイン、緑茶が挙げられます。以上のものは出来る限り避けましょう。反対に、ホワイトニングの術後24時間に口にすることが望ましい食べ物、飲み物もあります。例えば白米、うどん、牛乳、白ワイン、日本酒が挙げられます。

 

ホワイトニング後の適切なメンテナンス

ホワイトニングは一度してしまえば半永久的に効果が持続するという訳では無い為、半年に1回程の回数でホワイトニングを行うことが歯を白く保つための秘訣です。また、ホワイトニングで後悔したと感じる人の中には、色の濃い食べ物や飲み物以外にもホワイトニング後の歯磨きがしっかり行われていなかったり、クリーニングを怠っていたりする場合もあります。ホワイトニング後の歯磨きについて、歯科医院で指導を受けることも一つの方法です。

 

ホワイトニング後の歯磨き

適切な歯磨きが出来ていない場合、汚れが付着したまま定着してしまい、せっかくホワイトニングを行っても、歯が黄色くなってしまう恐れもあります。食事のあとは、直ぐに歯磨きをしましょう。歯を磨くときは、毛先が広がっていない歯ブラシを使用しましょう。歯ブラシの毛先が広がっまま歯を磨くと、正確に歯の表面に歯ブラシを当てることが出来ない為、沈着の原因となる汚れが残り、落としきれない場合もあります。歯磨き粉については、ホワイトニングの効果を継続させるために、研磨剤などが入っていないものを使うことをおすすめします。研磨剤が入っていると歯の表面を傷つけてしまい、そこに色素が残ってしまう場合もあります。ホワイトニング術後の専用の歯磨き粉を扱っている歯科医院も多々あるので、一度相談して見ると良いでしょう。

 

田島デンタルオフィス