院長・スタッフブログ

  • HOME
  • 院長・スタッフブログ
  • blog

    【根尖病巣】歯の根っこに膿が溜まる原因や症状・治療法とは?

    【根尖病巣】ってなに?

     

    突然ですが、あなたは「歯根嚢胞」をご存知ですか?
    中には、初めて耳にしたという方もいらっしゃるかもしれませんね。
    病気の一つで、歯の根に膿が蓄積されるのが主な症状です。進行すると違和感が生じますが、基本的に自覚症状がありません。診察時に撮影したレントゲンで、たまたま発覚することもあるほどです。
    「口の中に膿が溜まる」という現象は、考えただけでも恐ろしいですよね。どうしてこのような現象が起こるのでしょうか?
    今回はその原因や主な症状、治療法などを説明します。
    自分自身にも起こる可能性があると思いながら、読んでもらえれば幸いです。

     

    口腔内に膿が蓄積する理由

    歯根嚢胞ができる一番の原因は、ズバリ「細菌感染」です。
    では、歯の根っこ部分に細菌が入ってくるのは一体なぜでしょうか?
    考えられる理由は、次の3点です。

    1.進行したむし歯

    むし歯は、超初期段階を除いて自然に治ることがありません。通院が嫌だからと放置していては、症状が悪化するばかりです。その結果、細菌が歯をどんどん蝕んで神経に到達すると、我慢できないほどの激痛に襲われるでしょう。
    この段階で治療を受ければよいのですが…。
    歯科医院へ行かず放っておくと、ある日突然痛みがなくなります。中には治ったと勘違いする方もいるかもしれませんが、それはとんだ誤りです!
    痛みがなくなるのは、むし歯の進行によって神経が死んだためです。歯の根は細菌まみれであり、炎症を起こし続けていることを忘れてはなりません。
    この段階になると、事態の深刻さになかなか気付けなくなってしまいます。

    2.処置の不行届き

    むし歯などの口腔トラブルで神経が死んだら、根管治療による抜髄が必要です。実は抜髄は、比較的難しい治療の一つです。十分な実績と経験がある歯科医師でも、成功率は約8割だと言われています。
    その理由は、我々の歯の根の構造にあります。入り組んだ複雑な構造をしているため、最近を完全に除去することが難しいのです。
    内部に細菌が残ると、詰め物の奥で最近はどんどん活発化します。何度も通院して「治療がやっと終了した」と思っても、知らないところで大変なことが起きているのです。神経が死んでいるため、残念ながらその症状には気付けないでしょう。

    3.歯の破折

    抜髄後の歯はとても脆く、少しの衝撃でも破折します。
    スポーツの最中にぶつかったり、寝ているときに家族の手足が当たったりしただけで簡単に折れてしまいます。
    破折した場合は、そこから細菌が入り込んで歯の根に悪さをする可能性があります。
    また歯に「中心結節」と呼ばれる突起がある方も、注意しなければなりません。その部分が折れると、細菌が侵入しやすくなります。小学生や中学生といった、子どもにも起こり得るケースなので親御さんは気を付けましょう。

     

    症状

    続いては、主な症状を紹介します。

    1.フィステルが生じる

    膿が入った袋状のできもので、歯茎に生じることが多いです。見た目は白っぽく、口内炎やニキビに似ています。膿が増加するにつれて、少しずつ肥大化していくでしょう。
    中には顔のニキビなどと同じく、つい触って潰してしまう方もいるかもしれません。しかし、自分で潰すことは厳禁です。
    かかりつけ医に相談し、適切な治療を受けましょう。口の中にあると舌でつい触ってしまうこともあると思いますので、早めに診てもらうことをおすすめします。

    2.歯茎が炎症を起こす

    免疫力が低下し、歯茎がいきなり腫れて痛くなることがあります。風邪をひいているときや、ストレスや疲れを感じるときは特に注意してください。
    重度の炎症を起こすと、口を開けにくくなります。見た目が変化することもあるので、早めに診てもらいましょう。

    3.ものを噛むと痛みが出る

    フィステルができた歯でものを噛むと、歯根膜(咀嚼時にものの硬さを認識する部分)が腫れて痛みが生じます。

    4.歯が浮いた感じになる

    膿の袋が大きくなるにつれて、歯槽骨を溶解するようになります。歯がグラグラとしてきたり、浮いたりする場合は危険を表すサインといえるでしょう。

    5.副鼻腔炎になる

    上の歯に生じている場合、副鼻腔炎が疑われます。
    上顎の歯の根は「副鼻腔」に近く、鼻の方へ細菌が侵入する可能性があるためです。
    耳鼻科へ通院していても、なかなか症状が治らない方は歯根嚢胞によるものかもしれません。頭痛や顔面痛、鼻詰まりがなかなかよくならない方は、歯科医院へ一度足を運んではいかがでしょうか。

    6.骨髄炎

    下顎に生じた場合、骨髄炎のリスクが上昇します。
    疲労の蓄積や風邪などで、免疫力が下がっているときは特に注意してください。膿の袋が肥大化しているときも気を付けましょう。
    場合によっては、入院を伴う長期的な治療が必要です。

     

    治療法

    最後に、主な治療方法について解説します。
    自覚症状のないケースが大半ですが、少しでもおかしいと感じたら早めに受診することが大切です。悪化する前に適切な治療を受け、症状の進行を食い止めましょう。

    1.根管治療

    壊死した神経を取り除いて、管を洗浄・消毒したのちフタをするという治療です。
    特定の歯が何度も細菌に蝕まれている場合、治療の仕方や医師の技術に問題があるかもしれません。
    根管治療を得意とする歯科医師を探して、一度相談してみてはいかがでしょうか。

    2.歯根端切除術

    こちらも有効な治療法の一つです。骨が比較的薄い前歯や、上顎に用いられることが多い方法です。
    歯茎を切り開いて問題の部分を取り出し、歯の根の端をカットしてフタをします。こちらは外科的処置となります。

    3.歯の再植術

    下の奥歯など、骨に厚みがある部分には歯の再植を試みます。問題のある歯を一度抜歯し、病巣を除去したのち埋入し直すというプロセスです。

     

    おかしいと思ったら受診を!

    前述した通り、超初期段階のむし歯は、口腔環境を整えることで自然治癒する可能性があります。ですが口腔トラブルが、放っておいて治ることはまれです。悪くなる一方なので、早めに受診することが大切なポイントです。
    大きくなると、歯槽骨が溶かされて全身に悪影響を及ぼすかもしれません。
    手遅れになる前に、定期健診を受けて早期発見・治療を受けることが大切です。3~4ヶ月に1回、それが難しい場合は半年に1回程度はぜひ受診してください。

    定期健診を受けるにあたって、手間や時間、費用がかかることは確かです。
    ですが病気の発見が遅れて、何度も通院を余儀なくされた場合のことを想像してみてください。
    そちらの方が、手間も時間も費用もかかって大変ではないでしょうか?
    口腔トラブルの早期発見と治療、そして予防に注力することが最も大切なポイントです。
    田島デンタルオフィスでも、随時定期健診を行なっています。

    根管治療が必要だと判断した場合は、高性能のマイクロスコープやCTを用いて診断・治療を行います。
    10年後や20年後、さらにその先の「噛める」を目指し、最適な治療法をご提案しますので安心してご来院ください。

    2022.11.30

  • blog

    スポーツ用マウスピースで口内を守ろう! 通常用との違いと驚きの効果5つ【後編】

    スポーツ用マウスピースの費用と注意点

     

    前の記事で紹介した通り、マウスガードには数多くのメリットが存在します。
    一口に「マウスガード」といっても様々な種類があるので、目的や予算に合わせてチョイスしましょう。
    作製を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

     

     

    主な種類と費用の目安

    大きく分けると、マウスガードには3種類あります。
    特徴や費用を理解した上で、適切なタイプを検討しましょう。

    1.オーダーメイド式

    歯科医院での検査を経て、患者さま一人ひとりの歯型に合った装置を作製するタイプです。自分自身の歯型にフィットするので、違和感が生じにくく、歯や歯茎への負担を軽減できるのが大きな魅力です。
    ただ、基本的に保険が適用されないのが懸念点です。全額自己負担となるため、相場は1万~5万円と少々高めです。

    2.準オーダーメイド式

    前述したタイプと同様、自分自身の歯型をもとに装置を作製します。オーダーメイド式と唯一異なる点は「キットを用いて患者さま自身で作製する」つまり「一度完成すると、微調整ができない」という点です。
    もちろん患者さま自身の歯型を取っているので、違和感が出るケースは少ないです。しかし、つけてみたときに何らかの不具合が生じても、作り直しには原則として費用がかかるので注意しましょう。
    専用のキットは、通販サイトで購入可能です。取った歯型を指定された宛先へ送付すれば、完成品が後日届くというプロセスです。
    歯科医院へ行く必要がないため、手軽に作れるのが嬉しいポイントです。費用の相場は1万~3万円と、選ぶメーカーなどによって大きく異なります。

    3.既製式

    さらにお手軽なのが、市販されている既製品を使うという選択肢です。形がある程度作られた状態で販売されているので、購入後は熱で柔らかくして歯型を取れば完了です。
    中には500円程度で手に入るものもあり、予算がある方に適しています。
    ただ、このタイプのマウスガードをつけて激しい運動をすることはおすすめできません。既製品が歯型にぴったりとフィットする方は、まずいないためです。
    歯に合わない装置をつけて激しい運動をすると、ずれたり息苦しくなったりしてスポーツに集中できません。日常的に使う場合は、できればほかのタイプを選びましょう。

     

    マウスガード使うときの注意点

    使用時の注意点を、いくつか紹介します。

    1.むし歯に注意する

    装置をつけると、口が少しだけ開いた状態になります。スポーツ選手の装置が目立ちやすいのは、そのためではないでしょうか。
    口が閉じ切らないと、口腔内が乾いて細菌が繁殖しやすい環境になります。むし歯リスクが高まるので、注意してください。
    使用中は定期的に水を飲んで、積極的に口を潤しましょう。使ったあとも、市販の口内洗浄液やブラッシングでケアすることがポイントです。

    2.装置を毎回手入れする

    我々の口の中には、数百種類もの細菌が常在しています。個数にすると、なんと1,000億個以上なのだとか。
    そのような環境でつけていた装置を、外してすぐに保管すると細菌はあっという間に繁殖します。例えばカンジダ菌が装置に移って繁殖すると、次回つけたときに口腔内がカビまみれになる恐れがあります。
    専用のブラシと流水で汚れを除去し、市販の洗浄剤を用いて殺菌してください。入れ歯用の製品で構いません。
    使用後はそのまま保管せず、毎回丁寧に洗浄して清潔ない状態をキープしましょう。

    3.熱湯で洗浄しない

    マウスガードの多くは樹脂製であるため、洗浄や殺菌のときにお湯を用いると変形する可能性があります。熱湯に浸けたり煮沸消毒をしたりせず、水やぬるま湯で洗うことを心がけてください。

     

    歯を守るためにぜひ使いましょう!

    練習中や試合中などの事故で歯を失くしても、健康だった歯は元に戻りません。
    何かあってから後悔することがないよう、激しい運動をするときはマウスガードを装着しましょう。
    タイプによって特徴や費用が違うので、見比べて慎重に検討することが重要です。
    ほかの2種類に比べて使いやすさは劣りますが、まずはリーズナブルな既製品タイプをつけてみるのも一つの選択肢です。ただ、自分自身の歯にフィットさせて歯を保護したい方にはオーダーメイド式が最適です。
    手間や費用はかかりますが、歯科医院で作製してもらってください。自分だけで判断できない方は、かかりつけ医に相談してみるというのもよいでしょう。

    2022.11.20

  • blog

    スポーツ用マウスピースで口内を守ろう! 通常用との違いと驚きの効果5つ【前編】

    スポーツ用マウスピース?

     

    サッカー選手や野球選手が、歯に白い装置をはめて試合している姿を見たことはありませんか?
    あの装置の正体は、自分自身の口腔内を守る目的ではめている「スポーツ用のマウスピース」です。
    一体どのような効果が期待できるのか、基本の使い道や製作費用の目安などとともに紹介します。ご自身や家族など、身近にスポーツをしている人がいればぜひ参考にしてください。

     

    1.様々なトラブルから身を守ってくれる

    試合中は、ボールや身体のぶつかり合いで突然ケガをする可能性があります。装置をつけていれば、そのようなトラブルから身を守れるでしょう。
    「歯は硬そうだから、ぶつかっても多少は大丈夫じゃない?」と思う方も多いかもしれませんが、考え方はその逆です。
    強い衝撃をきっかけに、歯が自分の口腔内や他人を傷付ける恐れがあるのです。硬いとはいえ、スポーツの種類によっては、足や腕が顔に当たって歯が破折するリスクもあります。
    ちなみに装置をつける人が年々増えているのは、装着を義務付ける種目が徐々に増加しているためです。自分自身あるいは家族が何らかのスポーツをしている場合は、必要性について検討してはいかがでしょうか?
    色々なアクシデントから、大切な歯と体を守りましょう。
    マウスピースをつけていれば、そのような事故から口腔内を守ることができるのです。

    2.通常のものと何が違う?

    スポーツ用のマウスピースは、樹脂製のものが多く「マウスガード」や「ガムシールド」とも呼ばれています。ガムのように柔らかいことが、呼び方の由来になっているのだとか。
    歯ぎしりの改善や歯列矯正に使われるものも「マウスピース」と呼ばれており、同様に歯を守る役割を果たします。
    しかし両者には、次のような違いがあります。

    2-1.装置の厚みやクッション性

    歯ぎしりの改善に使われる装置は、強い負荷がかかっても耐えられるような構造をしています。就寝を妨げないように1~2mmの薄さで、かつ硬いのが特徴です。一方でマウスガードには、クッション性の高い素材が使われています。
    3~5mm程度と、比較的厚みがあるのも特徴です。
    強い衝撃を受けても、クッションのような働きをして歯を守ってくれるでしょう。

    2-2.つけるタイミング

    前述した2種類の装置は、目的に合ったタイミングで付けることが大切です。一方の装置を併用することはできないので、注意してください。
    歯ぎしり対策の装置を試合中につけると、強い衝撃に耐えられず破損する恐れがあります。またマウスガードを装着して寝ると、厚みがあって深い眠りにつけないと思います。
    どうしても作製費用がかかってしまいますが、2種類のマウスピースが必要な場合はそれぞれ作製してもらいましょう。

    3.マウスガードをつけるメリット

    装着することで、次の5つのメリットが期待できます。

    3-1.前歯の保護

    練習や試合のときに、ボールや道具が当たったり、選手同士がぶつかったりすると歯は容易に折れます。
    神経が損傷した場合、抜歯を余儀なくされることもあるため要注意です。インプラントやブリッジといった補綴治療が必要になると、治療費用や通院回数がかさむという難点もあります。

    3-2.粘膜や舌の保護

    何かがぶつかったときに、口腔内の粘膜や舌をうっかり噛む恐れがあります。スポーツのときではなくとも、実際に経験したことがある人もいるのではないでしょうか?
    スポーツの際に受ける衝撃は、日常生活で受けるものとは比にならない強さです。最悪の場合、舌を噛み切ったり頬に穴をあけてしまったりするケースもあります。

    3-3.奥歯の欠損防止

    悪習癖の一つに「食いしばり」があり、これは強い力が入ったり、物事に集中したりしたときに起こります。奥歯同士に強い力がかかると、欠損する恐れがあるので注意が必要です。折れるまではいかなくとも、徐々に欠けて先端が尖る可能性もあります。
    また他人の足や腕などが顎に当たった衝撃で、奥歯が破折する恐れもあるので注意してください。

    3-4.歯や歯茎への負担軽減

    練習中や試合中に歯を食いしばった際、負荷がかかるのは奥歯だけではありません。ほかの歯や歯茎にも少なからずダメージがあり、それが続くとグラついたり欠損したりする恐れがあります。

    3-5.脳震盪の予防

    何らかの衝撃を受けて、頭部へ外力が加わると脳震盪を起こす可能性があります。中でも、顎を下から突き上げられるようなダメージには要注意です。顎関節に衝撃が直接伝わると、頭部がグラついて脳震盪を起こす可能性があるのです。
    予防効果に関しては立証中の段階ですが、マウスガードを装着することでダメージをある程度軽減できるのは事実です。万が一のことを考えれば、装着しておいた方がよいでしょう。

     

    今回はここまでです。
    次回は、マウスガードの種類について詳しく説明します。

    2022.11.10

  • blog

    口腔がんの可能性も…口内炎をよく知ろう

    そもそも口内炎とは?

    頬の内側を始め、舌や歯茎、喉の奥といった口腔内に起こる炎症の総称をいいます。
    原因として挙げられるのは、主に次の4つです。
    原因を突き止めることで治療や予防に役立つので、ぜひ知っておいてください。

     

    1.物理的な刺激

    矯正装置や義歯が口腔内を刺激し、粘膜が傷付いて炎症を起こすパターンです。
    熱いコーヒーやお茶を飲んで火傷をしたときや、食事の際に誤って頬を噛んだ場合にできるものも、このタイプに該当すると考えてよいでしょう。

     

     

     

    2.カンジダ菌

    真菌の一種であるカンジダ菌は、口腔内に常在しています。悪さをすることは通常ありませんが、口腔内が乾いたり免疫力が低下したりすると炎症を起こします。

    3.アレルギー

    歯の被せ物や詰め物、義歯の金属などによってアレルギー反応が起こる場合があります。そのときに炎症を起こし、口内炎ができる場合があるでしょう。

    4.その他

    栄養の偏りや日頃のストレスが原因になることもありますが、はっきりとしたメカニズムは解明されていません。
    ですが可能性の一つとして、1~3の原因に心当たりがない場合は生活習慣や精神的理由を疑うのがよいでしょう。

    注意すべき口内炎とは?

    カンジダ菌由来の炎症には注意が必要です。
    これが原因で起こる炎症には赤くなるタイプと白くなるタイプとがあり、両方が混在することもあります。
    赤い炎症は患部がヒリヒリとする場合もあり、耐えがたい痛みが生じます。症状が舌に出て粘膜の奥まで感染すると、治療後も味覚障害や痛みなどの後遺症が出る可能性があります。
    2週間以上、あるいは広範囲に症状が出ている場合は早急に医療機関を受診しましょう。歯科もしくは口腔外科で診てもらうのがおすすめです。

    すぐに治らない場合は…

    通常は、普段通りの生活をしていれば2週間程度でよくなります。それ以上様子を見ても症状が改善されないときは、ほかの病気を疑いましょう。
    がん患者全体の割合で考えると症例は少ないですが、口腔がんの可能性もゼロとは言い切れません。
    数ヶ月経ってもよくならないにも関わらず、放置しているといったことがないよう注意しましょう。
    口腔がんの7つの特徴を紹介するので、今後の参考にしてもらえれば幸いです。

    ・自然治癒しない
    ・白色と赤色のできものが混在している
    ・デコボコとしていて硬い
    ・舌が赤っぽくただれている
    ・舌の表面にしこりがあり、ザラザラとしている
    ・歯がグラグラとしている
    ・歯茎に腫れや出血が見られる

    これらの症状は、上顎や歯茎、舌の裏側に生じることもあります。心当たりがある方は、医療機関を早めに受診してください。

     

    口内炎との見分け方

    口腔内に炎症が起こったりただれたりした場合に、まさか自分が「がん」だとはきっと思わないはずです。
    確かに口内炎であるケースが圧倒的に多く、心配しても杞憂に終わる場合が大半です。ただ、口腔がんの初期症状である可能性も捨てきれません。
    患者さま自身が症状だけで判断するのは困難なので「2週間以上治らない」「7つの特徴に複数該当する」といった場合は、早めに医療機関を受診してください。

    2022.10.30

  • blog

    あなたはどのタイプ?歯ぎしりのパターンをチェック

    今回も、前回に引き続き「歯ぎしり」をテーマにお話しします。
    まずはタイプごとの特徴を紹介するので、自分に当てはまるものがないかどうかチェックしてみてください。

     

    1. グライディングタイプ(歯ぎしり型)

    上下の歯を、左右にギリギリと合わせるのが特徴です。
    「歯ぎしり」と聞いて、まずこのタイプをイメージする方が多いのではないでしょうか。こすり合わせているときに大きな音が出るので、家族と一緒に寝ている場合は気付かれやすいかもしれません。
    広範囲に顎を動かすため、上下の歯の先端が少しずつ全体的にすり減ります。すり減った分だけ噛み合わせが変化しますが、それを元通りの高さに治そうとすると、それなりの治療期間や費用が必要です。

    2.クレンチングタイプ(噛みしめ型)

    その名の通り、左右に動かすというよりはギュッと噛みしめるのが特徴です。音が出ることはあまりなく、長期間続けていると顎の骨が発達して徐々に膨張します。
    場合によっては、噛みしめた痕が舌に残ることもあるでしょう。舌の横が、デコボコになっていないかチェックしてみてください。
    ナッシングタイプ(軋ませ型)
    特定の部分のみを強い力でこすり合わせるので、犬歯(前から数えて3番目の歯)付近の歯の先端がすり減りがちです。「軋ませている部分だけがすり減る」ということから、この呼び方になったようです。
    上下の歯を合わせたときに、犬歯のあたりが不自然にピッタリと合います。歯の先端が欠けることもあるので、併せて注意が必要です。
    3つのタイプを紹介しましたが、1種類だけの「単独型」と、複数のパターンを同時に行なう「混合型」とがあります。後者に該当する人は約3割と、意外と多い状況です。

    適切な治療法と対策

    前回もお伝えした通り、歯ぎしりは無意識のうちに行なわれるのが基本です。治療といっても、歯ぎしり自体をやめることは不可能に近いといってよいでしょう。
    そこで、歯科医院の治療における考え方としては、次の2点を重要視しています。
    ・歯ぎしりから歯を守る
    ・歯を欠損しないよう予防する
    具体的にどのような治療をしているのか、詳しく解説します。

    歯を守る方法とは?

    就寝時に「ナイトガード」と呼ばれるマウスピース装置をつけることで、衝撃から歯を保護できます。音が鳴らないため、家族の眠りを妨げる心配もありません。
    既製品も流通していますが、患者さま一人ひとりの歯型にフィットするものを使用するのがベストです。歯科医院で相談すれば、型取りをしたのち作製してもらえるでしょう。
    ナイトガードは、歯の代わりに装置が削れていく消耗品です。穴があいたり汚れたりしたときは、歯科医院で作り直してもらいましょう。
    毎晩忘れずつけることが重要なので、ナイトガードを装着して寝ることを徹底してください。

    歯を欠損しないためのポイント

    前回、歯ぎしりの習慣がある人が歯周病に罹患していると、病気の進行が早まり抜歯の可能性が高まるとお話ししました。
    歯ぎしり自体をやめられないとなれば、歯周病治療を早急に行なうほかありません。
    歯茎の炎症が治まれば、歯に負荷がかかっても歯槽骨がすり減る心配はないでしょう。歯周病はいつ発症してもおかしくないので、現在は健康な人も要注意です。
    では歯周病を防ぐには、どうすればよいのでしょうか?
    「定期健診に通い、歯科クリーニングで歯石を取り除く」
    という考えの方がいらっしゃるかもしれませんが、これは誤りです。
    歯周病の原因は、歯の表面や周りに付着した歯垢です。歯石を除去したところで、歯垢が残っていると歯周病は発症・進行するのです。
    まずは適切なブラッシング方法を習得し、口の中に歯垢を残さないことが重要です。それと同時に歯ぎしりの影響を最小限に留められれば、歯を欠損するリスクはかなり低くなるでしょう。
    正しいブラッシング方法がわからないときは、歯科医院で相談しましょう。歯科衛生士が、歯ブラシの適切な動かし方や口腔ケアのポイントを教えてくれるはずです。

    自宅でできる対策

    これまで、歯科医院での対処法について説明しました。
    実は道具や歯科医院に頼らなくとも、自宅でできる対策があります。
    それはズバリ「眠り方に気を付ける」ということ。
    歯ぎしりの詳しいメカニズムは解明されていないものの、眠りが浅いときに起こりやすいことはわかっています。次のポイントに気を付けながら、質がよい睡眠をとれるよう心がけましょう。

    ・就寝前はできるだけスマホを見ず、リラックスした状態で布団に入る
    ・適切な枕の高さにする(高すぎると歯を噛みしめやすいので要注意)
    ・横向きで眠ると、顎へ負担がかかりやすいので避けた方がよい
    ・規則正しい生活を心がけ、なるべく同じサイクルで寝たり起きたりする

    まとめ

    歯ぎしりを甘く見ていると、歯がすり減ったり歯周病が進行したりして欠損する恐れがあります。
    やめることはできなくとも、ナイトガードなどを活用して衝撃を緩和させることは可能です。自覚がある方は、早めにかかりつけ医へ相談しましょう。
    「自分は歯ぎしりをしているのかな」と不安に感じた方は、家族に相談してチェックしてもらうのがおすすめです。一人暮らしの方は、スマホの録音機能などを用いて確認してみましょう。

     

    2022.10.20

  • blog

    歯ぎしりで歯を失う!?その症状と驚きの治療法、対策を歯医者が徹底解説

    歯ぎしりを治さず放置していると、最悪の場合に抜歯が必要になることをご存知でしょうか。
    ただ歯ぎしりに限らず、悪習癖はいずれも無意識のうちに行なわれていることが多いです。自覚している方はまずいないでしょう。
    それこそが、歯ぎしりの治療が難しい理由でもあります。
    本記事では歯ぎしりを発見することの重要性や、起こりうる口の変化などについて解説します。

    発見することの重要性

    就寝中、無意識のうちに行なわれていることが多い「歯ぎしり」。自分自身で気付くことは難しく、第三者からの指摘で発覚するケースがほとんどです。
    歯ぎしりは「ただ上下の歯を合わせてギリギリと動かしているだけ」ではありません。なんと通常の5~6倍の噛む力がかかっており、その力が70kgに及ぶ場合もあります。
    これが毎日となると、果たして歯はどうなるでしょうか。
    腕や足の骨は骨折しても数ヶ月でくっつきますが、歯は一度破折すると二度と元通りにできません。
    割れた線が歯茎の下にまで続いた場合、口腔内の細菌が侵入して炎症を起こします。次第に症状が出始め、歯や歯茎に痛みが生じるようになるでしょう。

    治療歯がダメになる可能性もある?

    むし歯が進行すると、内部の神経が蝕まれて強い痛みが生じます。何もしていない平常時も痛むのが特徴です。
    このような場合は抜髄(神経の除去)を行ない、上に冠を被せる処置をします。その際、歯の上に金属の土台(コア)を立てることがあるのですが、そのときに歯を多く削らなければなりません。ただでさえむし歯治療のために削った歯を、さらに削るとなると、健康な歯がほぼなくなってしまうでしょう。
    そこに普段の何倍もの力がかかると、痛みが出るだけでなく破折のリスクが高まってしまいます。
    歯ぎしりが、いかに歯の健康を損なうかわかっていただけたでしょうか。それを踏まえた上で読み進めてもらえれば幸いです。

    歯ぎしりが起こるメカニズム

    歯ぎしりが起こるメカニズムは、正直なところまだ解明されていません。
    ただ現状わかっているのは、歯ぎしりの約9割が「浅い眠りのときに歯ぎしりが起こっている」という点です。

    どのような口の変化が生じる?

    寝ている間に毎晩強い力がかかり続けると、口の中にある変化が起こります。具体的にどう変わってくるのか、詳しく解説します。

    1.歯がすり減って形状が変化する

    歯がすり減ると、先端の形がまっすぐになる可能性があります。残念ながら、一度すり減った歯が元に戻ることはありません。経過観察をしても変わることはないので注意しましょう。

    2.歯が根元から欠ける

    強い力がかかると応力がかかって歯がたわみ、先端ではなく根元から折れる可能性があります。
    神経が生きている場合は、風や冷たい水などの外的刺激によって知覚過敏が生じます。歯が染みて、食事の時間が苦痛になるでしょう。

    3.詰め物や冠が外れる

    詰め物や冠の位置によっては、力がかかることで外れる恐れがあります。中でも、保険診療で用いられる金属は要注意です。
    万が一就寝中に外れた場合、誤飲の可能性もゼロとは言い切れません。深く削って治療していた場合は、歯科医院を受診するまで染みることもあるでしょう。

    悪習癖に潜む恐ろしい症状とは?

    これまで、歯ぎしりがもたらすリスクをいくつか紹介しました。いずれも歯の健康を損ねる内容ばかりですが、症状が出たらすぐに気付けるのが特徴です。
    実はもう1つ、見た目でわかりにくい変化があります。それはズバリ「歯周病の進行」です。
    歯周病は歯槽骨が徐々に蝕まれ、最終的に歯を失くす可能性がある病気です。そこに歯ぎしりの悪習癖が加わることで、進行をグッと早めてしまうのです。

    若年層の方にはあまりなじみがないかもしれませんが、歯周病は日本人の8割程度が罹患しています。自覚症状が出にくいため、初期段階でまだ気付けていない方もいらっしゃるかもしれません。
    歯周病の状態の歯に強い力がかかると、急速に症状が進行して歯槽骨が溶けていきます。

    歯ぎしりが原因で歯周病を発症することはありません。しかし口腔状態が悪く、歯の表面に歯垢が付着していると、それが原因で歯周病を引き起こします。そこに悪習癖が加わると、危険な状態になるというわけです。
    少しややこしい話ですが、勘違いしないよう気を付けましょう。

    まとめ

    悪習癖の一つである歯ぎしりは、歯を失うリスクのほか、病気の進行を早める可能性も秘めています。
    残念ながら自覚症状がないので、いま現在も気付かぬまま歯をギリギリと合わせている方がいらっしゃるかもしれません。その状態を放置していると、健康な歯を失うことになります。
    次回は適切な対処法や大切な歯を守る方法を紹介するので、ぜひ併せてご覧ください。

    2022.10.10

  • blog

    虫歯で頭痛が起こったときに疑うべき3つの症状について

    むし歯の症状と聞いて、まず一番に何を思い浮かべるでしょうか?
    きっと大半の方が、歯の痛みをイメージすると思います。痛みの程度は、むし歯の進行具合によって大きく異なり、重度になると耐えられないほどの激痛がはしります。実はこの状態になると、頭痛を併発する恐れがあることをご存知でしょうか?
    今回は、むし歯と頭痛の関係性について詳しくお伝えします。

    むし歯と頭痛の意外な関係

    むし歯と頭痛は一見無関係のようですが、そのようなことはありません。むし歯が進行すると、頭痛を併発する場合があります。
    むし歯が進行すると、まず歯に痛みが出るようになります。この状態を放っておくと細菌が歯髄(歯の神経)へ到達し、炎症を起こして激痛がはしるようになるでしょう。
    すると痛みのある歯を庇う形で、食事のときにほかの歯ばかりを使うようになります。噛み合わせのバランスが悪くなり、一方の首や肩へ負担がかかります。その結果、「緊張型頭痛」と呼ばれる頭痛を引き起こしてしまうのです。症状の程度は人によって異なり、数時間で治まるケースもあれば数日間続くこともあります。

    ほかにも特定の歯ばかりを使用していると、バランスの悪化で顎関節症を引き起こす恐れがあります。顎関節症も、実は頭痛が起こる原因の一つです。
    適切なむし歯治療を受けることで噛み合わせが改善されれば、顎関節症や緊張型頭痛は次第に治まるはずです。
    それでも頭痛が続く場合は、むし歯菌が原因とされる次のいずれかの病気を疑いましょう。

    むし歯菌が原因の頭痛

    歯髄炎

    まず疑われるのが、血管や神経が通る歯髄で起こる「歯髄炎」です。炎症によるもので、ズキズキと痛むのが特徴です。
    軽度であれば頭痛すら起こりませんが、むし歯を長年放置していた場合は危険です。強い頭痛が生じ、最悪の場合は歯髄が壊死して根管治療が必要となります。
    歯髄炎による感染症が原因で、歯の根管へ腫瘍ができるケースもあり侮れない病気の一つです。

    歯性上顎洞炎

    奥歯のむし歯を放っておいた場合や、過去の根管治療に不備があった場合に起こるのが「歯性上顎洞炎」です。
    歯の根管が炎症を起こし、副鼻腔炎を発症させます。頭痛に加えて、頬に同じような痛みが出る点が特徴です。
    また口臭の悪化や後鼻漏、黄色や緑色の鼻水を確認した場合は歯性上顎洞炎を疑ってください。

    脳炎

    脳内へ白血球が入り込み、炎症を起こす病気が「脳炎」です。中でも、むし歯菌が原因の場合は「感染性脳炎」に該当します。
    頭痛のほか、発熱、意識障害や痙攣といったさまざまな症状が見られます。麻痺や異常な言動が出ることもあり、日常生活へ支障をきたす恐れもある病気です。
    ほかの病気に比べると可能性は低いですが、疑うべき病気の一つとして知っておいてください。

    まとめ

    むし歯を長年放っておくと、頭痛を併発する可能性があります。歯髄炎や歯性上顎洞炎、脳炎といった重度の病気を引き起こさないためにも、むし歯は早めに治療しましょう。
    歯に痛みが出たら歯科医院を受診するのはもちろん、できれば数ヶ月に1回は歯科健診を受けることをおすすめします。

    2022.09.30

  • blog

    矯正治療でEラインは整うの?

    皆さんは「Eライン」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。「エステティックライン」のことで、横顔の美しさを示す基準の一つとして用いられます。美容に興味がある方は、よくご存知かもしれませんね。
    近年は「口ゴボ(出っ歯など、横から見たときに前歯が突出している状態)」といった言葉も浸透し、横顔を気にする方が増えています。いずれも美容外科で使われることが多いですが、当院でも患者さまから多く相談を受けるようになりました。

    「Eライン」と呼ばれるのはなぜ?

    横顔を見たときに、鼻と顎とを結んだ直線を「Eライン」といいます。口先がEライン上もしくは、Eラインよりも若干内側へあるというのが、理想の形とされています。
    鏡を使ってセルフチェックをしようとすると、少し難しくありませんか?
    鏡を使わなくとも、人差し指を鼻先と顎先へつければ簡単にチェックできます。唇が人差し指に当たらない、もしくは軽く触れる程度の場合は理想的なEラインです。あくまで一つの基準として、試してみてはいかがでしょうか。

    Eラインは歯列矯正でキレイになる?

    Eラインを実現するには、これまで美容外科で顎や鼻の高さを修正するという方法が一般的でした。しかしEラインを提唱したのは、なんとアメリカの矯正歯科医であるロバート・ケリッツ氏です。
    「歯列矯正=歯並びを整える」というイメージの強い方が多いかもしれませんが、実際は噛み合わせにもアプローチし、横顔のバランスや口元の審美性も整えます。審美性と機能性の、両方を改善できるのが歯列矯正というわけです。

    不正咬合との関係

    横顔の見た目に悩んでいる方は、受け口(下顎前突)や出っ歯(上顎前突)であるケースが多いです。顎のラインが外側に出ている場合は前者、口元が外側へ出ている場合は後者に該当する可能性があります。
    見た目だけでなく噛み合わせにも問題があり、機能面で支障をきたしているかもしれません。
    歯列矯正を行う場合は横からのレントゲン写真(セファロ)を撮影し、頭部と口元のバランスを確認します。

    セファロからわかること

    横からレントゲン写真を撮影することで、次の4点が評価できます。
    1.顎の形状
    2.顎のサイズとズレ
    3.歯の傾斜角
    4.頭部に対して口元のバランスがどうなっているか
    規格と照らし合わせ、改善すべき場所や方法を模索します。そこから治療計画を作成し、治療を開始する流れとなります。
    患者さまのレントゲン写真をもとに治療をするので、正しい噛み合わせと美しい見た目の両方を実現することが可能です。

    歯列矯正について

    抜歯を伴う歯列矯正でEラインに配慮します
    重度の症状でなければ、歯並びや傾きを整えるだけで改善できます。しかし重度の不正咬合があり、美しいEラインにこだわる場合は抜歯を行い、歯を並べるためのスペースを確保しなければなりません。また突出した歯がある場合は、抜歯をすることで後方へ下げられるようになります。

    せっかくの健康な歯を抜くということに、抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。しかし症状によっては、抜歯をすることで、理想の歯並びを手に入れると同時に機能性も向上させられます。日々の食事やブラッシングがしやすくなり、口腔内を清潔に保てるというメリットもあります。
    場合によっては非抜歯で治療できることもありますので、まずは一度かかりつけ医へご相談ください。
    田島デンタルオフィスでも、さまざまな方法で歯列矯正を行っています。患者さまの希望をお伺いした上で適切なご提案をしますので、歯並びや噛み合わせを整えたい方はぜひ一度ご来院ください。

    歯科矯正用アンカースクリューとは?

    「矯正用アンカースクリュー」というチタン製の小さなネジを、歯槽骨へ埋め込みます。そこを固定源にし、歯を少しずつ移動させるという歯列矯正の一種です。
    今までは外科手術やヘッドギアの装着を必要とした症例も、この方法を用いることによって通常の装置で治療できるようになりました。
    出っ歯の方は抜歯が必要になることもありますが、口元の見た目の改善が期待できます。

    自分の横顔にお悩みの方へ

    日本人を含め、東洋人は一般的に平坦な顔立ちをしています。ホリが浅く、鼻が低めで顎が小さいと言えば、わかりやすいのではないでしょうか。
    そのため口元が突出しやすく、顎の大きさの問題で出っ歯になりがちです。
    Eラインがアメリカで提唱されていることを考えても、欧米人の顔立ちが基準となっていることがわかります。また美しさに基準はなく、感じ方に個人差があることも事実です。
    それでもやはり、自分自身の見た目が気になる方はいらっしゃるでしょう。特にEラインで悩んでいる方は、不正咬合や滑舌の問題といった機能面の悩みも併せ持つケースが多いです。

    田島デンタルオフィスでは、このような悩みをお伺いした上で適切な治療計画を作成します。治療へ取り掛かる前に患者さまへ丁寧に説明し、納得いただいた上で開始しますのでご安心ください。

    お困りのことがあれば、ぜひ一度来院いただければと思います。

    2022.09.20

  • blog

    歯科矯正中は電動歯ブラシは使えるの?

    皆さんはブラッシングの際に、電動歯ブラシを使用する習慣があるでしょうか?
    歯列矯正中も、普段通り使用して構いません。特にワイヤー矯正は、器具を取り外せないことから磨き残しが生じやすいとされています。電動歯ブラシを使うことで、効率的に歯をキレイにできるでしょう。
    ただ歯や歯茎、装置を傷付けないためには約3万回/分程度の製品が望ましいです。歯へ軽く当て、刺激を与えないようにしましょう。
    なお装置を使用しない、セラミック矯正であればブラッシング時に煩わしさを感じることがありません。短期間で歯列矯正をしたい方にもピッタリの方法なので、ぜひご検討ください。

    電動歯ブラシを使えば、装置と歯の間に残った食べカスを効率的に落とせます!

    装置をつけて生活していると、歯との間に食べカスやプラークが蓄積しやすくなります。
    電動歯ブラシを使うことで、小刻みな動きが効率よく汚れを落としてくれるでしょう。歯に軽く当てるだけでOKなので、口の中を傷つける心配もありません。
    歯列矯正中におすすめしたいのは、1万~3万回/分程度振動する音波振動歯ブラシです。数千回程度の製品でも構いませんが、汚れを落とすには少し効率が悪いかもしれません。
    一方で120万回/分と、振動数が多すぎる製品も矯正中は避けた方がよいでしょう。使い方を誤ると、歯茎や装置を傷付ける恐れがあるためです。

    また「反復回転式」といって、円状のブラシが回転するタイプのものも存在します。装置へブラシが引っ掛かると、壊れる可能性があるため使用は控えた方がよいでしょう。左右へ振動するものがベストです。
    そして歯に強く押し当てると器具や歯茎、歯にダメージを与えるので、注意が必要です。
    歯や歯茎を傷付けないよう、歯磨き粉は研磨タイプ以外の製品を使用してください。ジェルタイプの製品にするか、思い切って歯磨き粉を使用しないという選択もOKです。
    また使用し続けると、毛先が徐々に開いていきます。適切なタイミングで、ヘッドを交換してください。磨き残しが生じないよう、必要に応じて歯間ブラシやフロスを活用しましょう。

    装置をつけている間は口腔内へ汚れが残りやすくなります

    これまではブラケットと呼ばれる器具を歯につけて、ワイヤーでつないで引っ張るという「ワイヤー矯正」が主流でした。
    患者さま自身で装置を取り外せないため、どうしても食べカスが残りやすくなります。磨くのが難しい、歯と歯茎の間は特に気を付けた方がよいでしょう。
    その部分にプラークが蓄積すると菌が繁殖し、むし歯や歯周病になるリスクが高まります。歯茎がどんどん後退し、最終的に歯が抜け落ちるという恐ろしい病気です。
    また汚れが蓄積すると、口臭の原因にもなります。口臭は自分自身でなかなか気付けないので、予防に励みましょう。

    歯列矯正で歯並びを整えるつもりが、口腔状態を悪化させては元も子もありません。口臭があったり汚れが付着して見た目が悪かったりすると、相手にネガティブな印象を与える恐れがあります。本来の目的や理想の姿を思い浮かべ、治療中はより丁寧な口腔ケアを行いましょう。
    ちなみにセラミック矯正であれば、短期間での治療が可能です。長期の治療となるワイヤー矯正のように、日々の口腔ケアで大変な思いをすることもありません。
    セラミック矯正とは患者さま自身の歯を削って土台を作り、セラミックでできた人工歯を被せて固定することによって歯列を整えるという方法です。
    人工歯のカラーや形状、サイズはカスタマイズできるので、治療中も自然な見た目を実現できます。また装置をつける必要がないので、食事やブラッシングの際に負担がかかることもないでしょう。

    ただし人工歯の完成までは、仮歯をつけて生活しなければなりません。一時的に装着するものであり、強く接着されていないため取り扱いには注意しましょう。ブラッシングの際にゴシゴシこすると、外れる可能性があります。
    ワイヤー矯正では3~4年程度かかるのが平均的ですが、セラミック矯正であれば最短2ヶ月程度で施術が終わります(口腔状態や施術本数により個人差があります)。
    選択肢の一つとして、検討してはいかがでしょうか。

    まとめ

    今回は、歯列矯正中のブラッシング方法について解説しました。電動歯ブラシの使用は可能で、むしろ効率を考えると積極的に使うべきアイテムです。
    歯列矯正中は装置と歯の間に食べカスが溜まりやすくなるので、電動歯ブラシの振動を利用して口の中を清潔に保ちましょう。治療中の口腔ケアが心配な方は、セラミック矯正を検討するのも一つの方法です。
    自分に合った方法で、理想の歯並びを手に入れましょう。

    2022.09.10

  • blog

    【歯並びと婚活】歯科矯正中に婚活しても大丈夫?

    結婚式に備えて歯列矯正を行う「ブライダル矯正」が普及する中で、近年増えているのが「婚活をきっかけとした矯正」です。
    ただ、治療中の姿は異性からどう見えているのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
    本記事では、婚活中の歯列矯正について詳しく解説します。デートの際に気を付けるポイントや、成功させるためのコツも紹介しますよ。

    婚活に支障をきたす心配はまずありません!

    歯列矯正が、パートナー探しの邪魔をすることはまずありません。むしろ、それがメリットにつながる可能性も秘めています。

    お相手にポジティブな印象を与えられる

    歯列矯正には費用がかかりますし、方法によっては定期的な通院が必要です。慣れるまでは、多少の違和感や痛みも我慢しなければなりません。
    ただ裏を返せば、歯列矯正ができる人には「金銭的・精神的な余裕がある」と表現できます。きっかけは様々といえども、見た目に気を遣える方でもあります。
    自分に気を遣えるというのは、お相手にとって大きな魅力ではないでしょうか?ピンとこない方は、逆の立場で考えてみてくださいね。

    「装置はずっとつけ続けるものではない」と理解している方が大半です

    ポジティブな印象を与えられるとはいえ、治療中の見た目がネックだと感じる方も多いのではないでしょうか。
    ただ装置の装着は一時的なものであり、ずっとつけておくわけではありません。近年は成人矯正をする方が増えていることから、そのことを理解している方が多いです。
    第三者に何か思われないか、不安になる方の気持ちもわかります。ただ上記の理由から、お相手はそれほど気にしていないかもしれませんよ。

     

    【矯正方法別】デートの際に気を付けたいポイント

    歯列矯正中の婚活では、食事の際に気を付けてほしいポイントがあります。スマートな振る舞いで、お相手へ好印象を与えましょう。

    ① ブラケット矯正の場合

    ブラケット矯正の場合、患者さまご自身で装置の取り外しができません。したがって食事中も、ずっとつけたままになります。
    装置と歯の隙間に食べカスが引っかからないよう注意が必要ですが、うっかり挟まって取れなくなることもあるでしょう。
    そのようなケースに備えて、携帯式の歯ブラシをバッグに忍ばせておくのがおすすめです。食後はお手洗いで、サッと磨けばOKです。
    治療中や食後の見た目が気になる方は、装置を歯の裏側に取り付ける「裏側矯正」もぜひご検討ください。

    ② マウスピース矯正の場合

    マウスピース装置は、食事やブラッシングの際にご自身で着脱しなければなりません。自宅であれば好きなタイミングで外したりつけたりできますが、人前となればそれは難しいでしょう。

    一瞬のこととはいえ、目の前で口の中に手を入れることは、お互いに気まずい思いをするはずです。
    だからといって、デートの間外したままにすると治療に影響を及ぼします。食前と食後にお手洗いへ行き、サッと外したりつけたりすることをおすすめします。メニューを頼んだあとや、食後の会計前がよいかもしれませんね。

    婚活を成功させるコツ

    歯列矯正中をしているか否かに関わらず、大切なことは「自分に自信を持つこと」です!
    見た目を気にしてデートに臨むと、せっかくの時間が楽しめませんよね。笑顔もぎこちなくなり「自分と過ごして楽しくないのかな?」と、お相手の方が心配になるかもしれません。
    どうしても気になる方は、次に紹介する「目立たない矯正」も視野に入れてご検討ください。

    「目立たない矯正」とは?

    装置を歯の裏側に取り付ける「裏側矯正」や、透明の装置を用いる「マウスピース矯正」であれば見た目を気にせず治療を進められます。表側矯正についても、近年はシルバーではなくホワイトのワイヤーと装置を取り扱う歯科医院が増えています。
    取り扱う装置は歯科医院によって異なるので、気になる方は一度かかりつけ医で確認してみてください。

    整った歯並びで、幸せな出会いを!

    整った歯並びは清潔感があり、お相手によりよい印象を与えられるポイントです。婚活中から開始することで、結婚式や新婚旅行といったライフイベントがより楽しいものとなるでしょう。育児が始まると定期的な通院が難しくなるため、婚活中がベストのタイミングといえます。
    これを機に美しい歯並びを手に入れて、理想のお相手を見つけてはいかがでしょうか?

    2022.08.30

お問い合わせはお気軽に

当院では「自分だったら、自分の大切な人だったらどうしたいか」と考えながら、患者さまの状況をしっかりとヒアリングし、納得のいく形で治療法を選んでいただいております。
ぜひ安心してご相談にいらしてください。

pagetop