今回の記事では、「顎関節症」というアゴの痛みがある人へ向けて治療方法や自宅予防についてご紹介いたします。

顎関節症が起きる原因は、両方のアゴを活用せず片方のアゴだけで噛む場合や、睡眠中の歯ぎしりや、歯並びから起きる噛み合わせの悪さが挙げられます。

顎関節症を解消する為には、歯科医院で患者様ご自身がどのような癖によって症状を引き起こしてるかを特定し、ケアを進めることが必要です。

アゴの痛みを解消する治療法3選

1.ナイトガードを使用した治療法

食いしばりや歯ぎしりなどが原因で顎関節症を引き起こしている場合は、アゴへの負担を軽くする為にナイトガードを推奨しております。

ナイトガードはシリコン製のマウスピースのことを言い、寝ている間に装着して治療する方法です。

ナイトガードをすることによって、アゴの周りの筋肉への負担を軽くし、顎関節を正しい位置へと誘導します。

また、食いしばりや歯ぎしりは主に就寝中に発生していることが多いため、自分で気づくことが難しい場合もあります。

食いしばりや歯ぎしりは、顎関節症以外にも歯自体に刺激が入り、歯が割れてしまったり、歯が欠けてしまったり、動いてしまったりと他の影響が発生する場合もありますが、ナイトガードによって根本的に保護することが可能です。

2.痛み止めを服用して自然治癒を促す

顎関節症の症状はいくつかあり、例えば、口を開けにくい、アゴで音がなっている気がする、などが挙げられます。しかし、その中でも痛みによって生活に支障をきたしている方は気をつけて下さい。

痛みを感じると、その痛みを抑えようと更に力が顎関節に伝わり、改善が遠のく場合も考えられます。そこでアゴの痛みに対して処方さらた痛み止めを服用することも一つの方法です。

軽めの顎関節症の場合は、薬によって痛みが治っている時に自然治癒力が働くことに加えて、痛みによるストレスも解消されるため、痛み止めの服用によって治る場合も多々あります。

痛み止めによる治療法の注意点は、抜本的な顎関節症の治療法ではなく、症状の進行が進んでいる場合にはこれからご紹介する別の治療法も併せて進めることをお勧め致します。

中には薬局で販売している痛み止めを服用して、痛みを消している方もいらっしゃると思います。その場合、逆に症状を悪化させてしまい、完治が長引く場合もあるので早期の検診をお勧め致します。

3.噛み合わせの悪さを改善する

ごく稀に治療によって装着した被せ物や詰め物で噛み合わせが上手くいかず、それによって顎関節症を引き起こしている場合もあります。

その場合は、歯科医院で被せ物や詰め物を交換し、噛み合わせを調整することで症状を和らげる場合があります。

なお、歯列を正しくすることが顎関節症の改善に繋がる場合は、歯列矯正を推奨する場合もあります。

顎関節症を予防できる10の方法を解説

顎関節症は、患者様の日頃の癖や習慣が原因になることが多いです。

その悪い習慣や癖を防ぐために推奨している10の方法をご紹介いたします。

これらを気をつけることで、顎関節症の予防策になるので実践しましょう。

(1)食事をする時に、片方の顎のみを使用して噛まない
(2)食事は柔らかい食べ物も適度に食べて、硬い物ばかり咀嚼しない
(3)特に仕事中はアゴと肩に受話器を挟んで通話することを控える
(4)横になりながら、本を読んだりテレビを観たりすることを減らす
(5)テレビに集中しながら食事をすることを控える
(6)頬杖をつく癖がある人は意識して減らす
(7)アゴを突き出した姿勢を減らしたり猫背をしない
(8)座っている時に足を組む癖を無くす
(9)寝る時に、高い枕や横向きの姿勢、うつ伏せなどで寝ない
(10)ストレスの解消をこまめにする

田島デンタルオフィス