常に歯を綺麗に!原因別にケア方法を知ろう
①被せ物や詰め物の汚れに対するケア方法
② ホワイトニングによるケア方法
一部の抗生物質の影響で歯の表面の色が変わるケースがあります。この症状は専門用語でテトラサイクリン歯と言われています。そして乳歯の時期、骨の内部で永久歯が出来上がる途中にテトラサイクリング系の抗生物質を使用すると、その影響により歯の色が変わってしまう場合があるのです。
灰色のような色が特徴で、人によって茶色や黄色のような様子も見られます。ちなみに、歯の表面の汚れとは異なるので、ブラッシング等の対策では改善することができません。抗生物質による歯の変色の場合は、基本的に、ホワイトニングの効果はあまり綺麗に表れないと言われます。その為、一つ目にご説明した被せ物などで改善するケースが一般的です。
抗生物質による変色は 1 本の歯のみでは収まらないという特徴がある為、多数の歯を一緒に白くすることが出来るホワイトニングは、試してみる事も出来ます。事前に治療法の良い点や注意点をしっかり把握して、歯科医師と話し合って自分自身の口内環境に合わせた方法を選びましょう。
③喫煙による汚れをケアする方法
喫煙の継続によるヤニによる汚れは、色の付きやすさや粘度が強力で頑固な汚れの為、一般的なブラッシングではなかなか対処することが出来ないケースがあります。つまり、一旦付着したヤニの対応に推奨しているのがタバコの汚れのヤニを取り除く機能を併せ持っている電動歯ブラシの活用です。通常のブラッシングでは装置ならではの振動や音波でヤニ汚れをしっかり取り除くことが出来ます。
ヤニを取り除く力に優れた歯磨き粉を使用することも有効ですが、歯の表面にダメージを与えやすいので、用いる際には注意をしましょう。そして、繰り返しですが歯科医院で実施するケアを行うと、頑固なヤニ汚れも隅々まで取り除くことが可能です。歯の表面も丁寧に仕上がるので、ヤニ汚れも付着しにくいです。
④日頃のブラッシングによるケア
歯の汚れといえば、歯垢が代表的です。歯垢は、多くの細菌を主に構成される粘性のあるもので、主に食べカスに細菌が付くことによって発生しまう。例えば、虫歯や歯周病、口の臭いなどの要因になるので可能な限り日頃から対策することが大切です。毎日食事をすることが基本である為、発生し続けるプラークを避けることは難しいです。その為、歯垢の一般的な改善方法は日頃のブラッシングです。食べカスが残らないように、歯の隅々まで丁寧に歯ブラシを行き届かせ、デンタルフロスや歯間ブラシと言ったアイテムも併用し、歯ブラシで取り除けない箇所や汚れも常に綺麗にすることが歯垢発生の予防になります。
そして、定期的に歯科医院で検査をして日頃のブラッシングで食べ残しが無いかチェックしましょう。また、歯科医院で正しいブラッシング法を学ぶことも大切です。